2024年５月14日の時点では、同日公表の「保有株式の一部売却に関するお知らせ」に係る影響額を合理的に算出し、業績予想に反映させることが困難であったため、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益については、「未定」としておりました。その後、本日公表いたしました経過報告のとおり、本件売出しに係る引受け価額が決定され、業績予想の算定が可能となったため、お知らせいたします。なお、本業績予想は、オーバーアロットメントによる売出しに伴う対象株式を含め、全ての株式が売却されることを前提として算定しております。当社グループは、本件売却を機に金融機関との協議を進め、自己資本比率の更なる向上、流動比率の健全化など財務体質の改善が一層進むものと見込んでおります。

業績予想の算定が困難であったため、2025年３月期期末配当予想については「未定」としておりましたが、業績予想の合理的な算定が可能となったため、開示いたします。当期の期末配当予想につきましては、保有株式の一部売却に伴い獲得する資金により、Ａ種優先株式を早期償還し、優先株式への配当原資を普通株式に配分することを前提に、増配いたします。

当第2四半期連結累計期間において、アルツハイマー型認知症に伴うアジテーションで開発しているAVP-786の開発中止により減損損失を約1,000億円計上することを見込んでおります。一方、前回発表予想の138円/米ドルから150円/米ドルへと為替前提を見直したこと、前回発表予想に織り込んでいなかったマイルストン収入により売上収益は約630億円の増収、事業利益は約200億円の増益を見込んでおります。これらの結果、営業利益は前回発表予想から730億円の減益、四半期利益および親会社の所有者に帰属する四半期利益も前回発表予想を下回る見込みとなりましたため、上記の通り業績予想を修正いたします。なお2024年12月期の連結業績予想につきましては、特に医療関連事業における持続性抗精神病薬「エビリファイメンテナ/エビリファイアシムトファイ」、抗精神病薬「レキサルティ」、V2-受容体拮抗剤「ジンアーク」、抗悪性腫瘍剤「ロンサーフ」のグローバル4製品、およびニュートラシューティカルズ関連事業の売上収益が堅調に推移していることや通期計画で想定している為替レートが円安になる見通しを考慮して、2024年7月31日の決算発表時にお知らせする予定です。（注）上記予想は本資料発表時において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は本予想額と異なる可能性があります。

着実な売上計上により、売上高は概ね公表値どおりとなる見込みです。また、利益率の改善と原価低減努力に加え退職給付会計における費用減の結果、営業利益および経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は増収となる見込みです。＊期末の配当予想につきましては、令和５年７月14日に公表しました数値から変更はありません。

以下の理由により、2023年10月13日に公表いたしました連結業績予想を修正いたします。2024年８月期通期連結業績予想につきましては、当第2四半期までの実績を踏まえGMVが期初想定より下回る見込みのため、売上高を510億円に修正いたします。一方、2025年8月期通期黒字化に向け、売上原価・販管費の適正化が順調に進んでいる結果、営業費用が期初想定より減少する見込みとなりましたので、営業利益を△55億円、経常利益を△54億円に修正し、「上記７．に記載」の通り、本株式譲渡等により約20億円の特別利益を計上する見通しとなったことから、親会社株主に帰属する当期純利益を△33億円に修正いたします。（注）上記の業績予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものでありますが、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。

本年5月14日に公表した決算短信において未定としておりました2025年3月期の配当予想は、連結業績予想などを総合的に勘案し、1株当たり年間80円00銭(中間配当40円、期末配当40円)とさせていただく見込みです。