売上高、営業利益及び経常利益につきましては、前回予想と変更はありません。当期純利益及び１株当たり当期純利益につきましては、上記投資有価証券売却益の計上額が、当初予想に織り込んでいた特別利益の金額を上回るため、前回予想を修正いたします。（注）上記の業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づいて算定しており、実際の業績予想等は、今後の様々な要因の変化によって予想数値とは異なる場合がございます。

通期の連結業績につきましては、売上高はほぼ予定通り推移いたしました。利益面につきましては、2023年２月１日公表の「テーオーデパート本店の閉店に関するお知らせ」にかかる販売管理費の見込額が当初予想を下回ったことなどにより、営業利益が当初予想を上回ったことに伴い、経常利益は当初の予想を上回る見込みとなりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、2023年10月31日公表の「固定資産の譲渡に関するお知らせ」に伴う売却益等を特別利益に計上したものの、2024年１月12日公表の「特別損失（債務保証損失引当金）の計上に関するお知らせ」の計上により、当初予想を下回る見込みとなりました。

当社は、前期に引き続き通期のカラオケセグメントの経営成績は過去最高を更新する見込みで推移しており、これもひとえに、株主の皆様、お客様をはじめ、多くの関係者の皆様からのご支援の賜物であり、心より感謝申し上げます。つきましては、第３四半期決算の経営成績の進捗を鑑み2024年８月期末配当金を１株当たり１１円（2024年11月下旬開催予定の定時株主総会に付議）とすることといたしました。この結果、2024年８月期の１株当たりの配当金は、第２四半期配当７円と合わせて１８円となる予定であり、配当性向は２２％程度の見込みですが、来期以降の配当政策につきましてはプライム市場の数値等も参考にしながら決定する予定です。

第１四半期連結累計期間においては、連結売上は前年同期比124.9%、経常利益率は前年同期からさらに改善し、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比130%超の水準となり、計画を上回る進捗となりました。第２四半期に入っても、６月の単体既存店売上は前年同月比112.8％と、計画を上回って推移しております。第２四半期以降は、給与のベースアップや各種センターの拡張移転などにより、追加の販管費の発生が見込まれるものの、6月の動向を鑑み、第２四半期以降も引き続き買取・販売が堅調に推移することが見込まれることから、第２四半期累計業績予想および通期業績予想を前回発表数値から上方修正いたします。(注記）上記の業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づいており、実際の業績は、今後様々な要因により予想数値とは異なる結果となる可能性がございます。

当社は、株主の皆様への利益還元を重要な経営課題と認識しており、株主還元と内部留保の充実による財務基盤の強化のバランスを勘案して、業績に応じ継続的に配当を行うことを基本方針とし、配当性向は30%以上を当面の目標としております。このたび、中間業績予想および通期業績予想の上方修正を受けまして、1株当たり中間配当金を２円増額の18円とすることといたしました。これにより、当期の１株当たり年間配当額は修正前から２円増額の34円となり、配当性向の予想は29.3％となります。今後も、上記の配当方針、配当性向目標を念頭に、株主還元及び配当政策を実施してまいります。(注記）上記の業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づいており、実際の業績は、今後様々な要因により予想数値とは異なる結果となる可能性がございます。