1)連結業績予想の修正につきまして、売上高については、第4四半期会計期間において、レンタル事業リネンサプライ部門の売上が、インバウンド需要を背景とした取引先ホテルの稼働増などにより、想定を上回って推移したこと等により、前回予想を上方修正いたします。
営業利益、経常利益については、売上高の増加および構造改革による固定費圧縮や適正な経費管理に努めたことにより、第4四半期会計期間において、経費が想定を下回った結果、前回予想を上方修正いたします。
また、親会社株主に帰属する当期純利益については、経常利益の増加に加え、第4四半期会計期間において、投資有価証券売却益を計上したこと、連結子会社において、繰延税金資産の計上により税金費用が減少したこと等により、前回予想を上方修正いたします。
2)個別業績予想の修正につきまして、売上高については、第4四半期会計期間において、レンタル事業リネンサプライ部門の売上が、インバウンド需要を背景とした取引先ホテルの稼働増などにより、想定を上回って推移したこと等により、前回予想を上方修正いたします。
経常利益については、売上高の増加および構造改革による固定費圧縮や適正な経費管理に努めたことにより、第4四半期会計期間において、経費が想定を下回った結果、前回予想を上方修正いたします。
また、当期純利益については、経常利益の増加に加え、第4四半期会計期間において、投資有価証券売却益を計上したこと等により、前回予想を上方修正いたします。
・中期経営計画の数値目標の修正について上記「2024年12月期連結業績予想数値の修正」を踏まえ、構造改革が当初想定以上に進捗したこと等により、2023年12月25日付「新中期経営計画策定に関するお知らせ」で公表しました2026年12月期(中期経営計画最終年)の数値目標を上回る見通しとなったことから、連結経常利益の数値目標を、以下の通り修正いたします。
【数値目標】2026年12月期連結売上高 448.0億円 (修正なし)連結経常利益 21.7億円(修正前)→27.0億円(修正後)

当社は、配当方針として、業績に対応して安定的に配当することを基本としつつ、長期的な事業展開に必要な内部留保の充実にも努めることとしております。
上記方針及び、本日開示いたしました「業績予想の修正に関するお知らせ」による業績動向、財務の状況等を勘案、1株当たりの期末配当予想を、期初予想の25円から10円増額の35円へ修正いたします。
これにより、1株当たりの年間配当予想は、前期比20円増配の60円となります。

単位：千円

セグメント名	売上高		営業利益又は営業損失（△）
特殊鋼事業	14,190,236 → 14,373,865	1.3%	-11,490 → 125,269	黒転
不動産賃貸事業	1,772,164 → 1,768,930	-0.2%	829,040 → 778,260	-6.1%

単位：千円

セグメント名	売上高		営業利益又は営業損失（△）
機能性製品	18,920,848 → 21,282,352	12.5%	2,523,423 → 3,292,366	30.5%
環境衛生製品	5,366,901 → 5,331,697	-0.7%	358,693 → 414,100	15.4%
その他	288,645 → 266,002	-7.8%	81,508 → 43,413	-46.7%
調整項目	-273,488 → -269,657	―――	0 → 0	―――

単位：千円

セグメント名	売上高		営業利益又は営業損失（△）
精密加工事業部	4,281,495 → 5,425,787	26.7%	211,829 → 563,077	165.8%
機械事業部	4,161,160 → 2,610,672	-37.3%	213,351 → -128,898	赤転
調整項目	-2,250 → -1,161	―――	-611,989 → -555,827	―――

単位：百万円

セグメント名	売上高		営業利益又は営業損失（△）
空調計装関連事業	22,341 → 23,746	6.3%	6,028 → 8,285	37.4%
産業システム関連事業	2,682 → 2,427	-9.5%	230 → 320	39.1%
調整項目	0 → 0	―――	-2,335 → -2,851	―――

単位：百万円

セグメント名	売上高		営業利益又は営業損失（△）
建設事業	30,768 → 36,343	18.1%	564 → 1,384	145.4%
不動産事業	1,511 → 145	-90.4%	286 → 29	-89.9%
調整項目	-7 → -7	―――	-26 → -40	―――

単位：千円

セグメント名	営業収益		営業利益又は営業損失（△）
不動産関連事業	7,996,028 → 8,230,762	2.9%	970,914 → 1,064,858	9.7%
施工関連事業	1,098,108 → 1,443,069	31.4%	123,363 → 173,267	40.5%
調整項目	0 → -43,087	―――	-1,494,555 → -1,538,598	―――

単位：千円

セグメント名	売上高		営業利益又は営業損失（△）
情報処理サービス	8,708,326 → 8,926,101	2.5%	1,494,049 → 1,443,075	-3.4%
ソフトウエア開発	4,009,794 → 4,731,343	18%	573,112 → 689,783	20.4%
その他情報サービス	2,177,300 → 2,385,931	9.6%	379,611 → 337,242	-11.2%
システム機器販売	1,353,077 → 1,032,909	-23.7%	20,350 → 22,429	10.2%
調整項目	0 → 0	―――	-1,360,499 → -1,404,754	―――

単位：千円

セグメント名	売上高		営業利益又は営業損失（△）
日本	40,999,009 → 44,980,714	9.7%	5,841,640 → 6,504,210	11.3%
米州・欧州	2,633,012 → 2,944,285	11.8%	395,237 → 477,474	20.8%
アジア・オセアニア	1,340,611 → 1,816,629	35.5%	264,647 → 426,332	61.1%
調整項目	-1,227,681 → -2,140,719	―――	-646,651 → -1,408,011	―――

単位：百万円

セグメント名	売上高		営業利益又は営業損失（△）
化成品事業	10,342 → 12,945	25.2%	129 → 482	273.6%
環境関連事業	1,170 → 1,171	0.1%	219 → 176	-19.6%

単位：千円

セグメント名	売上高		営業利益又は営業損失（△）
自動車部品製造	17,230,836 → 18,277,313	6.1%	1,290,121 → 1,805,019	39.9%
その他	197,508 → 647,711	227.9%	21,224 → -67,392	赤転
調整項目	0 → 0	―――	0 → 0	―――

単位：百万円

セグメント名	売上高		営業利益又は営業損失（△）
デジタルコンテンツ	81,436 → 58,534	-28.1%	47,361 → 29,247	-38.2%
アミューズメント施設	13,847 → 16,552	19.5%	1,547 → 2,258	46%
アミューズメント機器	8,020 → 10,242	27.7%	4,560 → 5,083	11.5%
その他	2,875 → 3,524	22.6%	642 → 1,250	94.7%
調整項目	0 → 0	―――	-6,406 → -6,818	―――

単位：百万円

セグメント名	売上高		営業利益又は営業損失（△）
電気設備工事業	47,236 → 44,428	-5.9%	1,605 → 1,861	16%
空調設備工事業	21,886 → 18,073	-17.4%	1,513 → 2,224	47%
その他	1,145 → 1,094	-4.5%	298 → 285	-4.4%

単位：百万円

セグメント名	売上高		営業利益又は営業損失（△）
メディア＆IP	50,351 → 55,638	10.5%	-796 → 1,416	黒転
インターネット広告	105,320 → 117,792	11.8%	5,667 → 6,012	6.1%
ゲーム	45,043 → 38,247	-15.1%	3,495 → 3,352	-4.1%
投資育成	619 → 465	-24.9%	102 → 85	-16.7%
調整項目	-8,259 → -8,300	―――	-2,183 → -2,566	―――

売上高は、ビジネスソリューションセグメントおよび製造ソリューションセグメントが予想を上回る見通しとなりました。
利益についても、増収効果および売上総利益率の向上等により、すべての段階利益で前回予想を上回る見通しです。
これにより、売上高は9期連続、営業利益および親会社株主に帰属する当期純利益は7期連続で過去最高を更新する見込みです。
なお、2024年12月期の配当予想につきましては、既に1株当たり中間配当金54円を実施しており、2024年2月14日に公表した予想(1株当たり期末配当金54円、年間配当金108円)を据え置きます。

単位：百万円

セグメント名	売上高		営業利益又は営業損失（△）
ボンド	55,102 → 56,503	2.5%	5,575 → 5,670	1.7%
化成品	30,205 → 28,070	-7.1%	1,002 → 1,055	5.3%
工事事業	15,997 → 18,846	17.8%	1,553 → 1,664	7.1%
その他	190 → 192	1.1%	90 → 122	35.6%
調整項目	-644 → -927	―――	13 → -26	―――

当社の利益配当の基本方針は、業績の動向、経営環境の変化、今後の事業展開、財務体質の充実強化等を総合的に勘案し、株主の皆様へ安定的かつ継続的配当を行うことであります。
利益配当の基本方針、通期の業績見通し等を総合的に判断しまして、当期の期末配当金につきましては、1株につき10円増額の50円に修正することといたしました。
これにより、当期の1株あたり配当金は85円となる見込みです。

単位：百万円

セグメント名	売上収益		営業利益（△損失）
貴金属	223,284 → 372,913	67%	8,176 → 13,405	64%
環境保全	0 → 0	―――	0 → 1,493	―――
その他	22 → 56	154.5%	-264 → -212	赤縮
調整項目	0 → 0	―――	0 → 0	―――

単位：百万円

セグメント名	売上高		営業利益又は営業損失（△）
橋梁事業	71,846 → 71,672	-0.2%	6,248 → 6,846	9.6%
エンジニアリング関連事業	50,986 → 40,276	-21%	7,559 → 2,526	-66.6%
先端技術事業	1,911 → 2,893	51.4%	-30 → 149	黒転
不動産事業	447 → 421	-5.8%	294 → 228	-22.4%
調整項目	0 → 0	―――	-1,360 → -1,528	―――

産業機械事業において食品業界からの引き合いが増加して大型液体充填ラインの受注が伸長しました。
また電機機器事業において積極的な受注活動により県内製造業向けの自動化ラインの売上が増加したことに加え、空調・設備機器で省エネ及びBCP対応の大型更新工事が堅調に推移しました。
これらの結果、売上高は前回予想を上回る見込みです。
利益面では、産業機械事業での受注増加による稼働率向上、及び部品販売・保守メンテナンスの堅調な推移、並びに電機器事業の増収により、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は前回予想を上回る見込みです。
(注)上記の予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績等は今後の様々な要因によって上記の予想とは異なる結果となる可能性があります。

当社は、中期経営計画(2025年3月期~2029年3月期)において、利益成長による配当額増加を中期的な配当方針として掲げ、1株当たりの配当金は年間16円を基本としつつ、中期経営計画最終年度の2029年3月期に30円への増配をめざしております。
(当社中期経営計画URLhttps://www.seiko-co.com/ir/plan/)この配当方針に基づき、2025年3月期の期末配当につきましては、当期の業績及び財務体質等を総合的に勘案し、2024年9月18日に公表いたしました予想から1株当たり2円増配し10円とする予定です。
これにより、1株当たり年間配当金は、第2四半期末配当と合わせて20円となる予定です。

単位：百万円

セグメント名	売上高		営業利益又は営業損失（△）
コネクタ事業	149,110 → 145,728	-2.3%	12,248 → 13,158	7.4%
インターフェース・ソリューション事業	7,599 → 6,863	-9.7%	373 → 268	-28.2%
航機事業	14,053 → 13,479	-4.1%	2,677 → 1,735	-35.2%
その他	587 → 382	-34.9%	81 → 58	-28.4%
調整項目	0 → 0	―――	-3,881 → -3,766	―――

単位：円

セグメント名	売上高		営業利益（△損失）
半導体・部品テストシステム事業	240,037 → 414,185	72.6%	0 → 0	―――
メカトロニクス関連事業	35,881 → 55,069	53.5%	0 → 0	―――
サービス他	74,826 → 78,104	4.4%	0 → 0	―――
調整項目	0 → 0	―――	0 → 0	―――

2024年2月1日に公表しました通期業績予想に対し、売上高につきましては、暖冬による冬物商品の不振、物価の高騰による消費マインドの低下等の影響もあり、予想を下回りました。
但し、営業利益につきましては、円安の進行、資材価格の高騰等もありましたが、総利益率の確保が出来たこと、又、販売費及び一般管理費の削減により、ほぼ予想通りとなりました。
経常利益、当期純利益においても投資事業組合運用益24百万円及び固定資産売却益29百万円の計上等により、予想を上回る修正をいたしました。

単位：百万円

セグメント名	売上高		営業利益又は営業損失（△）
コンポーネント	56,570 → 60,090	6.2%	9,238 → 9,604	4%
電子情報機器	29,027 → 30,449	4.9%	2,532 → 1,826	-27.9%
その他	12,226 → 11,978	-2%	-396 → 791	黒転
調整項目	-1,503 → -1,861	―――	-2,230 → -1,825	―――

単位：百万円

セグメント名	売上高		営業利益又は営業損失（△）
シール製品事業	28,018 → 30,197	7.8%	2,382 → 3,931	65%
機能樹脂製品事業	15,944 → 12,433	-22%	3,095 → 449	-85.5%
シリコンウエハーリサイクル事業他	2,280 → 2,363	3.6%	-29 → -158	赤拡
調整項目	0 → 0	―――	0 → 0	―――

単位：百万円

セグメント名	売上高		営業利益又は営業損失（△）
コンスーマ	138,918 → 144,588	4.1%	14,101 → 13,597	-3.6%
エンタープライズ	220,326 → 239,731	8.8%	19,650 → 20,129	2.4%
エリア	229,707 → 231,277	0.7%	17,502 → 18,052	3.1%
プロフェッショナル	40,202 → 44,829	11.5%	3,612 → 4,516	25%
その他	13,026 → 26,989	107.2%	-2,224 → -3,028	赤拡
調整項目	-32,709 → -33,496	―――	-148 → -143	―――

2025年3月期第3四半期累計期間の営業概況につきましては、春先に天候が安定したことにより、肥料・農薬・刈払機等の農業者様向け商品や家庭菜園資材の販売が堅調に推移しました。
また、全国的に梅雨入りが遅かったため、エアコン・遮光用品等の夏物商品も動き出しが早く、売上を底上げしていました。
ところが、9、10月の記録的な残暑の影響を受け、秋の家庭菜園に関する商品の販売遅れや、花苗・培養土等のガーデニング需要の減少、暖房用品等の秋冬季節商品の需要に遅れが発生し、販売が低調に推移したことにより、営業収益計画未達の主要因となりました。
利益面に関しましては、販売費及び一般管理費については計画内で進捗しましたが、残暑の影響による花苗・野菜苗等のロスの増加や、円安の長期化、原材料高騰が継続している状況において、売上総利益が計画を下回り、営業利益、経常利益、四半期純利益におきましても当初発表の予想値を下回りました。
このような状況を勘案いたしまして、2024年4月23日に公表いたしました2025年3月期の通期業績予想を修正いたします。