第3四半期決算予想の概要および背景当第3四半期(累計)においては、2025年3月末をもって宅配水事業を譲渡したほか、資本効率の観点からヘアケア衛生用品事業の縮小を進めてきたことにより、売上高は前年同期比で大きく減少する見込みです。
また、利益面についても、中長期的な企業価値向上を見据えた「金融領域を中心とした選択と集中」の一環として、住友生命保険相互会社との業務提携協議や事業ポートフォリオの見直しを優先した結果、短期的には減収減益となる見通しです。
一方で、構造改革の効果が徐々に表れ始めており、第3四半期においては黒字を確保する見通しです。
今後は黒字幅の拡大を図りつつ、持続的な収益成長を実現してまいります。
なお、宅配水事業の譲渡に伴い特別利益を計上いたしますが、当該事業に関連する前払費用の取り崩しや譲渡に係る費用等により、特別損失を計上する見通しです。
その結果、事業譲渡関連の差額は、5,098千円の損失となる見通しです。
ただし、前払費用はすでに支出済みのものであり新たなキャッシュアウトは軽微で、今回の事業譲渡により投資キャッシュフローは大幅にプラスに転じます。
現預金残高につきましては、2025年1月末時点で191,556千円でしたが、2025年4月末時点では335,938千円まで回復する見込みです。
当該譲渡は、フリーキャッシュフローを重視した経営への転換の一環として、財務基盤の強化と成長領域への経営資源集中を同時に実現するものであり、今後の事業成長に必要な資金も十分に確保されている状況です。
詳しくは同日開示の「特別利益及び特別損失の計上見込みに関するお知らせ」をご覧ください。
なお、詳細は2025年6月13日に予定しております第3四半期決算発表にて改めてご説明いたします。