2429 ワールドホールディングス 企業サイト   Yahooファイナンス 日経新聞 株探 四季報 

基本データ
【業種】
サービス業

【市場】
プライム(内国株式)

【決算期】
12月

【会社設立】

【上場】
2005.2

【直近決算日】
2025-05-13(1Q)

【決算予定日】
2025-08-04 (15:30)


【時価総額】
408億3900万円

【PBR】
0.91倍

【配当利回り(予)】
4.68%

企業概要
ワールドホールディングスは、純粋持株会社として人材派遣や業務請負を主力とする「人材教育ビジネス」、不動産デベロップメントやリノベーションを行う「不動産ビジネス」、モバイルショップ運営を担う「情報通信ビジネス」、さらには農業公園の管理運営を行う「農業公園ビジネス」といった多様な事業を展開する。
特に、プロダクツHR事業では、半導体や自動車などの分野での人材ビジネスに注力し、生産工程の川上から川下までを幅広くカバーしている。
また、サービスHR事業は、ロジスティクスやツーリズム分野での接客販売に強みを持ち、業務請負や人材コンサルティング等を通じて顧客に対応している。
情報通信事業では、北部九州での携帯電話販売代理店事業を中心に、法人向けのソリューションも提供している。
企業グループは、これらの活動を通じてリスクの分散と安定した成長を図っている。

業績修正履歴
年度タイプ日付売上高営業利益経常利益純利益
2023-12新規2023-02-14201,3549,9169,4536,045
2023-12新規2024-02-09252,0859,0038,6224,738
今期新規2025-02-12281,43910,1799,3565,389
2025年03月31日更新

2【沿革】

いわゆるバブル崩壊後、日本国内の製造業が次々と海外に移転し製造業が空洞化する状況において、日本の産業を復活させ雇用を維持するためには「ものづくり」の中心である製造業の「コスト競争力の再生」が必要な状況となっていました。当社代表取締役会長兼社長伊井田栄吉は、そこにまだ認知されていない人材ビジネス業界と業務請負という新たな手法があることに注目し、まだ発展していない人材ビジネス業界を、「ものづくり」を通じて人材育成と雇用の創出によって認知させ、日本の製造業の「コスト競争力の再生」に貢献するために1993年2月に当社を設立いたしました。その後の変遷については、以下のとおりであります。

年月

事項

1993年2月

北九州市小倉北区に各種業務の請負業(アウトソーシング)を事業目的として、資本金10百万円にて㈱ワールドインテック(現・㈱ワールドホールディングス)を設立(製造分野)

1997年6月

FE(フィールドエンジニア)事業(技術分野)を開始

2002年2月

研究開発事業(研究開発分野)を開始し、東京都中央区に研究開発事業部東京営業所を開設

2003年7月

台湾人材管理(股)(現・台湾英特科(股))(台湾)を設立

2005年2月

ジャスダック証券取引所に株式を上場

2005年4月

販売員の派遣事業を開始(現・㈱ワールドスタッフィング)

2005年9月

「製造請負基準書」(自社作成)が適正な製造請負を行う基準となるものとして監督省庁より認証

2005年12月

㈱イーサポート及び㈱ネットワークソリューションがグループインし、情報通信ビジネスへ進出

2007年2月

財団法人日本情報処理開発協会よりプライバシーマーク認定取得

2008年5月

地理情報システム(GIS)事業を行う重度障がい者多数雇用企業の九州地理情報㈱がグループイン

2009年12月

リペア事業を開始(現・㈱ワールドリテック)

2010年2月

教育事業会社として㈱アドバンを設立

2010年4月

首都圏エリア中心のデベロッパーとして㈱ワールドレジデンシャルを設立し不動産ビジネスへ進出

2010年4月

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場

2010年6月

不動産コンサルティングのニチモリアルエステート㈱がグループイン

2010年12月

建設技術者派遣事業を開始(現・㈱ワールドコンストラクション)

2011年10月

㈱ベスト電器から法人営業基盤を引き継ぎ、㈱ベストITビジネスがグループイン

2012年2月

東北エリア中心のデベロッパーとして㈱ワールドアイシティを設立

2012年3月

震災復興支援と行政受託事業を事業目的として㈱ワールドインテック福島(現・㈱ワールドスタッフィングに吸収合併)を設立

2012年11月

臨床試験受託事業会社のDOTインターナショナル㈱(現・DOTワールド㈱)がグループイン

2013年1月

近畿エリア中心のデベロッパーとして㈱ウィステリアホームズ(現・㈱ワールドレジデンシャル関西)を設立

2013年7月

東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場

2014年2月

持株会社体制への移行のため、ワールドインテック分割準備㈱(現・㈱ワールドインテック)を設立

2014年4月

物流事業を開始(現・㈱ワールドスタッフィング)

2014年7月

会社分割により持株会社体制へ移行し、㈱ワールドホールディングスに商号変更

2014年11月

中国の日系企業を主対象とした製造請負業の蘇州英特科製造外包有限公司(エングマインテック)をENGMA社との合弁会社として設立

2014年12月

祖業である総合不動産業のみくに産業㈱(現・㈱ミクニ)、九州エリア中心のデベロッパーである㈱ワールドミクニ(現・㈱リノベミクニ)及び北海道にて不動産の売買・管理事業等を行うM’sコーポレーション㈱(現・エムズワールド㈱)がグループイン

2015年3月

インドネシアにおいて不動産事業を行うP.T.ワールド デベロップメント インドネシアを設立

2015年8月

ユニットハウスメーカーである㈱大町(現・㈱オオマチワールド)がグループイン

2016年3月

東京証券取引所市場第二部に株式を上場

2016年6月

東京証券取引所の市場第二部から市場第一部に指定

2016年7月

カメラ・家電修理等のリペア事業を行う日研テクノ㈱(現・㈱ワールドリテック)がグループイン

2017年2月

農業公園型施設を運営する㈱ファーム(現・㈱ワールドインテックに吸収合併)及び㈱クラウデイトがグループイン

2017年6月

 

㈱ワールドスタッフィングを設立し、㈱ワールドインテックから販売員及び軽作業派遣部門を事業移管

2017年7月

㈱ワールドコンストラクションに㈱ワールドインテックから建設技術者派遣事業を事業移管

2018年2月

ソフトウェア受託開発を行う西肥情報サービス㈱(現・㈱ワールドシステムサービス)がグループイン

2018年11月

米国における人材・教育ビジネスの拠点として現地法人WORLD INTEC AMERICA, INC.を設立

2019年4月

㈱JTBのグループ会社である㈱JTBコミュニケーションデザインと㈱ワールドスタッフィングとの共同出資で、ホテル業界に特化した総合人材サービス会社㈱JWソリューションを設立

2019年6月

投資助言・代理業を行う㈱ワールドアセットマネジメントを子会社化し不動産金融関連事業を開始

2019年9月

債権管理回収業、債権管理に関するコンサルティング等を行う㈱一富士債権回収(現・みらい債権回収㈱)がグループイン

2020年2月

㈱JTBと共に㈱JWソリューションに共同出資し、ツーリズム業界向けの人材ビジネスに業容拡大

2020年4月

東邦チタニウム㈱と㈱ワールドインテックとの共同出資で、素材業界に特化した総合人材サービス会社㈱TOHOWORLDを設立

2021年5月

ソフトウェア受託開発を行う㈱クリエーション・ビューがグループイン

2022年2月

接客販売の人材サービスを行う㈱ディンプルがグループイン

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行

2022年6月

製造・プラントを主力とした人材サービスを行う㈱クリエイティブがグループイン

2023年5月

技術請負・設計・製造分野の人材サービスを行う㈱日本技術センター、各種産業用機械の設計開発を行う㈱テクノリンクがグループイン

2023年7月

ヤマトホールディングス㈱と戦略的業務提携

2023年9月

物流関連の人材サービスを行うヤマト・スタッフ・サプライ㈱がグループイン