2594 キーコーヒー 企業サイト   Yahooファイナンス 日経新聞 株探 四季報 

基本データ
【業種】
食料品

【市場】
プライム(内国株式)

【決算期】
3月

【会社設立】

【上場】
1994.1

【直近決算日】
2025-05-15(4Q)

【決算予定日】
2025-08-08 (14:00)


【時価総額】
444億2500万円

【PBR】
1.36倍

【配当利回り(予)】
0.61%

企業概要
当社グループは、連結子会社13社及び関連会社3社から構成され、主にコーヒー関連事業と飲食関連事業を展開している。
コーヒー関連事業では、レギュラーコーヒーやインスタントコーヒー、プレミアムコーヒー「トアルコ トラジャ」等を提供し、消費者や飲食店、食品問屋に販売する。
飲食関連事業では、株式会社イタリアントマトや株式会社アマンドを通じて飲食店事業及び洋菓子の販売を行い、国内外での展開を図っている。
また、その他の事業として、飲料の製造・受託加工、オフィスサービスや通販事業、運送物流事業、保険代理店事業など多岐にわたるサービスを提供している。
これにより、コーヒー生豆の輸入から製品の製造・販売まで一貫したビジネスモデルを構築し、広範な顧客基盤を持つ。

業績修正履歴
年度タイプ日付売上高営業利益経常利益純利益
2023-03新規2022-05-1664,000550700500
変更2023-01-3064,000()300()450()300()
2024-03新規2023-05-1575,000700700500
変更2023-10-3075,000()1,000()1,100()800()
2024-03新規2024-05-1374,000500700500
2025-03新規2025-05-1585,000700850600
2025年06月25日更新

2【沿革】

1920年(大正9年)8月、横浜市中区福富町において、故柴田文次がコーヒーの焙煎とコーヒー及び食料品の販売を目的として、コーヒー商「木村商店」を創業したのが当社の起源であります。

1923年9月、関東大震災により福富町の店を失い、横浜市中区吉田町に本店を移転、1928年(昭和3年)春には店名も「木村コーヒー店」と改め、国内外に支店を広げるとともに、コーヒー農園の経営も手がけました。その後、第2次大戦の戦災を被り、一時営業中止の止むなきにいたることもありましたが、1946年には本店機能を東京支店に移し、1950年のコーヒー生豆輸入再開以降、本格的なレギュラーコーヒー製造販売会社として再出発いたしました。1952年(昭和27年)10月に東京都港区芝田村町4丁目8番地の東京支店を本店とし、横浜支店と合わせて「株式会社木村コーヒー店」(当社)を、また1953年1月には大阪、京都の2支店を「株式会社大阪木村コーヒー店」として、それぞれ法人組織化いたしました。その後、当社は、1988年10月に「株式会社大阪木村コーヒー店」を合併し、また、1989年(平成元年)2月に商号を「キーコーヒー株式会社」に変更いたしました。

当企業集団の沿革

年月

概要

1952年10月

東京都港区芝田村町4丁目8番地に株式会社木村コーヒー店を設立。

1954年11月

本店を東京都港区芝田村町19番地(現東京都港区西新橋2丁目34番4号)に移転。

1961年12月

日本インスタントコーヒー工業株式会社(現ニック食品株式会社)を設立。

1964年9月

神奈川県横浜市港北区に綱島工場完成。

1970年8月

愛知県名古屋市西区に名古屋工場完成。(現KC名古屋ビル)

  1971年8月

職域向けコーヒーの市場開拓を図るため、キーコーヒーサービス株式会社(現キーコーヒーコミュニケーションズ株式会社)を設立。

   10月

沖縄県那覇市に株式会社沖縄木村コーヒー(現株式会社アイラ沖縄)を設立。

1974年9月

トラジャコーヒー開発事業の日本側投資会社として、スラウェシ興産株式会社を設立。

1975年5月

缶コーヒー原料用のレギュラーコーヒーの製造販売開始。

1976年4月

インドネシア共和国にトラジャコーヒー開発事業の現地法人PT.TOARCO JAYAを設立。

1978年3月

トアルコトラジャコーヒー製造販売開始。

   6月

千葉県船橋市に関東工場完成。

   10月

損害保険の取扱いを目的として、株式会社キー商会(現キーアソシエイツ株式会社)を設立。

1982年10月

佐賀県鳥栖市に九州工場完成。

1983年4月

ライブパック包装システムを導入し、キーライブパックシリーズとして製造販売開始。

1985年12月

関東工場敷地内に研究所を設置。

1986年11月

宮城県泉市(現仙台市泉区)に東北工場完成。

1988年10月

株式会社大阪木村コーヒー店を吸収合併。

1989年2月

キーコーヒー株式会社に商号変更。

1993年11月

愛知県春日井市に中部工場完成。

1994年1月

日本証券業協会に株式を店頭登録。

1996年1月

東京証券取引所市場第二部へ株式を上場。

   2月

台湾の現地企業CRESCO INC.との共同出資により台湾キーコーヒー株式会社を設立。

1997年9月

東京証券取引所市場第一部銘柄に指定される。

   9月

簡易抽出型レギュラーコーヒー「ドリップオン」の製造販売開始。

1997年10月

通信販売事業推進のため、「通販倶楽部」を新設、また、インターネットでも受注を開始。

   10月

東北工場、優良施設工場としてコーヒー業界初の厚生大臣表彰を受賞。

年月

概要

1999年3月

中部工場、ISO14001(環境管理システム)の認証取得。

   9月

東北工場、関東工場、九州工場、ISO14001(環境管理システム)の認証取得。

2000年3月

新情報処理システム本格稼動。

   9月

コーヒーの共同展開ブランドRoots(ルーツ)の発売開始

2001年3月

ISO14001(環境管理システム)の認証取得。

   11月

生産本部、全工場、ISO9002(品質マネジメントシステム)の認証取得。

2002年3月

新本社屋完成。

   12月

生産本部、全工場、マーケティング本部、ISO9001(品質マネジメントシステム)の認証取得。

2004年10月

株式会社キョーエイコーポレーションの全株式を取得し、完全子会社化。

2005年4月

株式会社イタリアントマトの株式を取得し、連結子会社化。

   4月

ニック食品工業株式会社(現ニック食品株式会社)の株式を取得し、連結子会社化。

2007年12月

トアルコ トラジャ コーヒー農園(パダマラン農園)が「グッドインサイド」の認証を取得。

2008年5月

自家焙煎システム「SRS(ショップ・ロースティング・システム)」の1号店を出店。

  2009年11月

トアルコ トラジャ コーヒー農園(パダマラン農園)が「レインフォレスト・アライアンス」の認証を取得。

2010年12月

カフェ開業支援事業「KEY'S CAFE」の1号店出店。

      12月

クリスタルコーヒー株式会社の業務市場向け事業を譲受。

2011年1月

スラウェシ興産株式会社の株式を追加取得し、連結子会社化。(2012年10月完全子会社化)

        5月

イタリアのillycaffe社とカプセル式エスプレッソシステムの日本国内における独占販売契約を締結。

  2012年2月

全4工場でFSSC22000(食品安全マネジメントシステム)の認証を取得。

     3月

株式会社アマンドが会社分割により新設した飲食・物販事業会社(「アマンド」の商号は新会社が承継)の全株式を取得し、連結子会社化。

  2013年1月

株式会社銀座ルノアールを持分法適用関連会社化。

  2014年2月

honu加藤珈琲店株式会社の全株式を取得し、完全子会社化。

  2015年1月

イタリアのillycaffe社とillyブランド製品の日本国内における独占販売契約を締結し発売開始。

     6月

監査役会設置会社から監査等委員会設置会社に移行。

  2016年5月

未来に向けたコーヒー産業の発展を支援する世界的な非営利の研究機関「World Coffee Research」の日本初のゴールドメンバーとして、同団体が取り組む「国際品種栽培試験」活動への協力を開始。

  2017年3月

「リプトン」ブランドの家庭用紅茶製品に関して、ユニリーバ・ジャパンと日本国内における販売総代理店契約を締結し、販売を開始。

  2017年5月

台湾キーコーヒー株式会社の株式を追加取得し、連結子会社化。

  2020年8月

創業100周年

  2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。

  2023年6月

東京アライドコーヒーロースターズ株式会社及び関西アライドコーヒーロースターズ株式会社を持分法適用関連会社化。(現アライドコーヒーロースターズ株式会社)