- 【業種】
- 金属製品
- 【市場】
- スタンダード(内国株式)
- 【決算期】
- 3月
- 【会社設立】
- 【上場】
- 2018.3
- 【直近決算日】
- 2025-05-14(4Q)
- 【決算予定日】
- 2025-08-07 (13:00)
- 【時価総額】
- 106億7600万円
- 【PBR】
- 倍
- 【配当利回り(予)】
- 4.23%
主に「仮設資材部門」では、建設現場で使用されるシステム足場(くさび緊結式足場や次世代足場)やそのレンタル、施工サービスを展開しており、特に「シンワキャッチャー」や「SPS(サイレントパワーシステム)」は市場での高いシェアを誇る。
加えて「物流機器部門」では、工場や倉庫における物品の保管・搬送を目的とした多様なパレットやスチールラックを製造し、提案型営業及び受注生産により、顧客への最適なソリューションを提供することに注力している。
これにより、農水産業や建材業界など新たな市場にもアプローチを拡大する戦略を推進している。
年度 | タイプ | 日付 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 |
---|---|---|---|---|---|---|
2023-03 | 新規 | 2022-05-13 | 17,000 | 2,200 | 2,120 | 1,465 |
変更 | 2023-02-14 | 15,000(⬇) | 1,600(⬇) | 1,550(⬇) | 1,070(⬇) | |
2024-03 | 新規 | 2023-05-12 | 15,100 | 1,371 | 1,317 | 907 |
変更 | 2024-05-09 | 12,678(⬇) | 652(⬇) | 409(⬇) | ||
2025-03 | 新規 | 2024-05-10 | 16,000 | 1,600 | 1,494 | 1,000 |
変更 | 2025-02-14 | 16,500(⬆) | 1,620(⬆) | 1,496(⬆) | 1,000(→) | |
今期 | 新規 | 2025-05-14 | 17,800 | 1,650 | 1,520 | 1,000 |
2【沿革】
当社は、1977年9月に信和商店を創業し、1979年8月に仮設資材等の製造・販売を業とする法人として信和株式会社(以下「旧信和1」という。)が設立されました。
2003年12月、創業者の株式売却の意向を受け、エスビーアイ・パートナーズ株式会社(注1)が発行済株式の全株式を取得いたしました。翌2004年2月には、エスビーアイ・パートナーズ株式会社を存続会社、旧信和1を消滅会社とする吸収合併を行い、同時に商号変更を行い「信和株式会社」(以下「旧信和2」という。)となりました。
その後、2006年4月に、コスメティクス・グローバル・ホールディングス・ジャパン株式会社(注2)が、エスビーアイ・キャピタル株式会社が運営するファンドから旧信和2の全株式を取得しました。また、2006年8月にコスメティクス・グローバル・ホールディングス・ジャパン株式会社が旧信和2を吸収合併、同時に商号変更を行い、「信和株式会社」(以下「旧信和3」という。)となりました。
2007年8月に旧信和3は株式会社メザニン(現MCo株式会社)が運営するファンド、MCo1号投資事業有限責任組合(以下「MCo1号」という。)に対して、優先株式を有償発行しました。また、同時に旧信和3は、CVC・アジア・パシフィックジャパン株式会社(以下「CVC」という。)に対して優先株式を無償割り当てし、CVCは当該優先株式をMCo1号に譲渡しました。
さらに、2014年9月にMCo1号が優先株式を普通株式に転換し、同年同月及び同年10月に、リバーホールディングス株式会社(注3)が旧信和3の全株式を取得、翌2015年4月に旧信和3を吸収合併、同時に商号を現在の信和株式会社に変更いたしました。また、本店所在地を東京都千代田区から、実質上の存続会社である旧信和3の本社所在地の岐阜県海津市に移転、同社の資産、負債及び権利義務の一切を引き継ぎました。
いずれの合併におきましても、実質上の存続会社は旧信和1の事業を承継した会社であり、本書提出日現在においても1979年8月に設立しました旧信和1の事業を継続して行っている状況にあります。
次に、2019年10月1日付で、当社を存続会社とし、完全子会社である信和サービス株式会社を消滅会社とする吸収合併を実施いたしました。
以上の当社の事業運営の変遷を図示いたしますと、次のようになります。
(注1)エスビーアイ・パートナーズ株式会社は、エスビーアイ・キャピタル株式会社が運営する投資ファンドが100%出資する会社であり、バイアウト等による有価証券取得を目的とした特別目的会社(SPC)であります。
(注2)コスメティクス・グローバル・ホールディングス・ジャパン株式会社は、CVCが運営する投資ファンドが100%出資する会社であり、債権の買取、有価証券の取得及び保有を目的とした会社であります。
(注3)リバーホールディングス株式会社は、インテグラル・パートナーズ株式会社が運営する投資ファンド(インテグラル2号投資事業有限責任組合)が100%出資する会社であり、バイアウト等による有価証券取得を目的とした特別目的会社(SPC)であります。
(法人格の沿革)
年月 |
概要 |
1977年9月 |
岐阜県羽島市に仮設資材の製造・販売を目的として信和商店を創業 |
1979年8月 |
法人に改組、信和株式会社(旧信和①)を設立(資本金1,000万円) |
2002年7月 |
鋼材の輸出入や販売会社である中部信和株式会社を合併(資本金2,000万円) |
2004年2月 |
エスビーアイ・パートナーズ株式会社が信和株式会社(旧信和①)を吸収合併後、信和株式会社(旧信和②)に商号変更 |
2006年8月 |
コスメティクス・グローバル・ホールディングス・ジャパン株式会社が信和株式会社(旧信和②)を吸収合併後、信和株式会社(旧信和③)に商号変更(資本金260,300万円) |
2014年8月 |
旧信和株式会社の株式取得を目的としてリバーホールディングス株式会社(現当社)設立 |
2015年4月 |
子会社である旧信和株式会社を吸収合併後、信和株式会社(現在に至る)に商号変更 |
2019年10月 |
当社を存続会社とし、信和サービス株式会社を消滅会社とする吸収合併を実施 |
(事業の沿革)
年月 |
概要 |
1978年4月 |
岐阜県羽島市に工場を建設 |
1988年1月 |
くさび緊結式足場事業部を設立、「キャッチャー」の製造・販売を開始 |
1990年4月 |
埼玉県幸手市に関東支店を開設(現東京支店。その後、東京都千代田区に移転) |
1990年10月 |
岐阜県海津市に工場を建設 |
1997年3月 |
岐阜県海津市に工場(土倉工場)を建設 |
2003年5月 |
土倉工場内に物流機器製造用の工場を増設 |
2003年12月 |
自動車メーカーへ物流機器の販売を開始し、物流機器部門に進出 |
2004年1月 |
岐阜県海津市に本社を移転 |
2004年2月 |
土倉工場内に土倉機材センターを開設 |
2007年7月 |
大阪府吹田市に大阪営業所を開設(現大阪支店) |
2007年8月 |
福岡県糟屋郡宇美町の信和サービス株式会社を株式譲受により完全子会社化 |
2007年12月 |
埼玉県幸手市に幸手機材センターを開設 |
2008年8月 |
土倉機材センター、経年仮設機材管理基準適用工場の認定取得 |
2009年1月 |
物流機器「吊りパレット」の販売を開始 |
2010年3月 |
財務体質の健全化を図る目的のため減資(資本金10,000万円) |
2010年10月 |
幸手機材センター、経年仮設機材管理基準適用工場の認定取得 |
2011年11月 |
幸手機材センターを埼玉県北葛飾郡杉戸町に移転し、「杉戸機材センター」に名称変更 |
2013年3月 |
業容拡大に伴い、大阪支店を移転 |
2014年5月 |
大手インターネット販売会社へ物流機器の販売を開始 |
2016年5月 |
次世代足場「SPS(サイレントパワーシステム)」の製造・販売を開始 |
2017年2月 |
大手仮設リース会社向け次世代足場「NDS(ダーウィン)」の製造・販売を開始 |
2017年6月 |
フィリピン国マニラにフィリピン駐在員事務所を開設し、当社製品の販売を開始 |
2017年10月 |
ベトナム国ホーチミンの協力工場にてくさび緊結式足場の製造を開始 |
2018年3月 |
東京証券取引所市場第二部に株式を上場 |
2018年6月 |
名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場 |
2018年10月 |
熊本県熊本市に信和サービス株式会社 熊本機材センターを開設 |
2018年11月 |
神奈川県横浜市に横浜機材センターを開設 |
|
大阪府池田市に関西機材センターを開設 |
2019年2月 |
愛知県名古屋市に名古屋オフィスを開設 |
2019年3月 |
東京証券取引所市場第一部へ市場変更 |
|
名古屋証券取引所市場第一部へ市場変更 |
2019年10月 |
吸収合併に伴い、福岡支店及び長崎支店を開設 |
2019年11月 |
合弁会社「広東日信創富建築新材料有限公司」を設立 |
2020年8月 |
フィリピン駐在員事務所を閉鎖 |
2022年4月 |
東京証券取引所スタンダード市場、名古屋証券取引所プレミア市場へ移行 |
2024年4月 |
株式会社CTR(現 株式会社ヤグミ)を完全子会社化 |
2024年6月 |
横浜機材センターを閉鎖 |
2024年10月 |
神奈川県相模原市に相模原機材センターを開設 |
2025年5月 |
株式会社凰金属工業を完全子会社化 |
2025年6月 |
岩手県盛岡市に盛岡営業所を開設 |