3686 ディー・エル・イー 企業サイト   Yahooファイナンス 日経新聞 株探 四季報 

基本データ
【業種】
情報・通信業

【市場】
スタンダード(内国株式)

【決算期】
3月

【会社設立】

【上場】
2014.3

【直近決算日】
2025-05-15(4Q)

【決算予定日】
未定


【時価総額】
59億9500万円

【PBR】
3.32倍

【配当利回り(予)】
0%

企業概要
当社は、IPの新規開発からマーケティング、映像コンテンツの制作及びメディア展開に至るまでを統合的に行うファスト・エンタテインメント事業を展開する企業である。
主な事業内容には、オリジナルIPの企画・制作とそのプロモーション、ソーシャル・キャラクターを活用したマーケティングサービス、デジタルコンテンツの企画開発が含まれる。
また、当社は短納期かつ低コストでのIP量産を実現し、ビッグデータを活用した市場ニーズへの迅速な対応を強みとする。
代表的なIPには「秘密結社鷹の爪」「パンパカパンツ」「貝社員」があり、これらはテレビ、映画、Web、アプリなどの多様なメディアで展開され、広告及びマーケティング収入の獲得に寄与している。
さらに、国際展開を視野に入れた柔軟な事業展開戦略を推進し、地域メディアとの共同事業により認知度を高め、新たな市場へと拡大している。

業績修正履歴
年度タイプ日付売上高営業利益経常利益純利益
2023-03新規2022-05-162,900404010
変更2023-02-131,900()-390()-390()-410()
変更2023-05-092,020()-340()-340()-580()
2024-03新規2023-05-123,20010010020
変更2023-06-203,200()100()100()160()
変更2023-12-222,100()-330()-330()-230()
変更2024-03-151,800()-510()-510()-430()
2024-03新規2024-05-132,220-330-330-230
変更2025-02-102,100()-510()-390()-730()
今期新規2025-05-152,489-249-249350
2025年06月30日更新

2【沿革】

年月

概要

2001年12月

 

主に米国ハリウッド・メジャー(※1)への、映像コンテンツビジネスのコンサルティングサービス提供を目的として、東京都千代田区三番町5番14号に有限会社パサニアを設立

2003年10月

株式会社に組織変更し、株式会社ディー・エル・イーに商号変更

2005年9月

Flash(※2)によるデジタルコンテンツ製作を開始

2006年4月

 

オリジナルIP(※3)(Intellectual Property:著作権等の知的財産権)「秘密結社 鷹の爪」のTV放送を開始し、ファスト・エンタテインメント事業を本格展開

2006年10月

 

全国TOHOシネマズにて「秘密結社 鷹の爪マナームービー」の上映を開始し、ソーシャル・キャラクター・マーケティング・サービスを本格展開

2007年1月

オリジナルIPを同一番組内で多数創造する「ファイテンション☆シリーズ」のTV放送開始

2007年3月

 

「秘密結社 鷹の爪THE MOVIE 総統は二度死ぬ」が日本初の全編Flashにより制作したアニメとして、全国劇場公開

2008年5月

「秘密結社 鷹の爪」のキャラクター「吉田くん」が島根県の「しまねSuper大使」に任命される

2008年7月

オリジナルIP「パンパカパンツ」のTV放送開始

2009年4月

クールジャパン(※4)コンテンツ「KIRA KIRA JAPON」がフランスにてTV放送開始

2012年6月

本社を東京都千代田区麹町三丁目3番地4に移転

2014年3月

東京証券取引所マザーズへ株式を上場

2014年11月

TOHOシネマズと共同事業「キャラクターバトルクラブ」を開始

2015年1月

他社IP・リプロデュースの「キュートランスフォーマー 帰ってきたコンボイの謎」のTV放送開始

2015年6月

「TOKYO GIRLS COLLECTION」の商標権を取得

2015年7月

 

 

「TOKYO GIRLS COLLECTION」の商標権を活用したビジネスを展開するため、東京都千代田区に株式会社TOKYO GIRLS COLLECTIONを設立

スマートフォンアプリの企画開発を行うため、沖縄県那覇市にちゅらっぷす株式会社を設立

2015年11月

エンタテインメント型城攻め合戦体験イベント「鷹の爪団のSHIROZEME in 松江城」開催

2016年2月

スマートフォンゲーム「おそ松さんのへそくりウォーズ~ニートの攻防~」配信開始

2016年4月

東京証券取引所市場第一部に市場変更

2016年4月

オリジナルIP「朝だよ!貝社員」日本テレビ系「ZIP!」で全国放送開始

2016年5月

実写映画製作に参画、「ディストラクション・ベイビーズ」全国劇場公開

2016年9月

株式会社TOKYO GIRLS COLLECTIONが株式会社W mediaを子会社化し商標と運営の一体化へ

2016年12月

企画・プロデュースに特化したクリエーティブカンパニー、株式会社エモクリを設立

2017年1月

 

株式会社TOKYO GIRLS COLLECTIONが同社の子会社である株式会社W mediaを吸収合併し、株式会社W TOKYOへ社名変更(2019年6月一部株式譲渡により非子会社化)

2017年8月

 

東映株式会社、東映アニメーション音楽出版株式会社と、オリジナルコンテンツの企画開発及びプロデュースを行う合弁会社として、コヨーテ株式会社を設立(2019年3月全株式譲渡)

2018年2月

 

ライフスタイルブランド「amadana」等を保有するamadana株式会社と資本業務提携

合弁会社として株式会社アマダナ総合研究所を設立

2018年3月

ベンチャーキャピタル投資及びICO投資を行う子会社、株式会社DLEキャピタルを設立

2018年5月

 

ブロックチェーンゲーム開発専業double jump.tokyo株式会社を子会社化(2018年12月、2019年6月一部株式譲渡により非子会社化)

2018年6月

当社が保有する「TOKYO GIRLS COLLECTION」の商標権を、株式会社W TOKYOに譲渡

2019年5月

 

資本業務提携に基づく第三者割当増資により、朝日放送グループホールディングス株式会社が親会社となる(2024年8月より朝日放送グループホールディングス株式会社の子会社から外れ、関連会社となる)

2020年5月

amidus株式会社の株式を取得し子会社化(2021年7月よりAMIDUS.株式会社に商号変更、2024年3月一部株式譲渡により非子会社化)

2020年7月

 

シリコンバレーを拠点とする投資会社PEGASUS TECH VENTURES MANAGEMENT II,LLCと共に、ファンドを設立(PEGASUS TECH VENTURES COMPANY II,L.P.)し、当該ファンドを子会社化

2021年11月

CARAVAN DIGITAL L.P.との合弁で、株式会社CARAVAN Japanを設立(2025年4月より株式会社CJ4Kに商号変更)

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、スタンダード市場に移行

2022年4月

 

100%子会社であるちゅらっぷす株式会社が、ビジネスメタバース事業を推進するObeta株式会社を設立(2023年4月より株式会社Conectiに商号変更)

2022年8月

麥菲爾股份有限公司(英文 MyFeel Inc.)の株式を取得し子会社化

2023年9月

K-POP事業拡張のため、株式会社ディーエルイー コリア(英文 DLE KOREA Inc.)を設立

2023年10月

株式会社KLDが実施する第三者割当増資を引き受け、関連会社化

2024年4月

 

スポーツ・ブランディング関連の事業拡大のため、株式会社アマダナスポーツエンタテインメントの株式を取得し子会社化(2024年6月より株式会社aseに商号変更)

2024年5月

K-POP事業拡張のため、Boulevard株式会社との合弁で、合同会社Esplanadeを設立し、子会社化

2024年8月

 

K-POP事業拡張のため、合同会社Esplanadeを通じて、株式会社iNKODEとの合弁で、株式会社iNKODE JAPANを設立し、関連会社化

2025年3月

 

ミドルクオリティのアニメーションを低コスト且つ短納期で実現する「オルタナティブ・アニメ」事業を開始

(※1)ハリウッド・メジャー:自社の映画の資金調達・製作・配給をするとともに、ハリウッド・メジャー以外で製作された映画の資金調達・配給も行う総合映画企業(ユニバーサル・スタジオズ、パラマウント・ピクチャーズ、ワーナーブラザース、ソニーピクチャーズエンターテインメント、ウォルト・ディズニー、20世紀フォックス)。

(※2)Flash:AdobeSystemInc.が提供しているゲーム、アニメーションなどの制作ソフト。容量が小さく、拡大・縮小しても劣化せず解像度による制約が少なく、メディアやデバイスごとのデータ形式の変換が不要となり、迅速なマルチメディア展開を可能とする特徴がある。また少数の画面や部品を組み合わせて制作することで、制作コストを低減し、制作期間を短縮できるという特徴を持つ。

(※3)オリジナルIP:当社又は当社が出資する製作委員会が原著作権者として新規に開発したIP

(※4)クールジャパン:日本の文化面でのソフト領域が国際的に評価されている現象や、それらのコンテンツそのもの。具体的には、日本における近代文化、ゲーム・漫画・アニメや、J-POP・アイドルなどのポップカルチャーを指す場合が多い。さらに、自動車・オートバイ・電気機器などの日本製品、現代の食文化・ファッション・現代アート・建築などを指す。また、日本の武士道に由来する武道、伝統的な日本料理・茶道・華道・日本舞踊など、日本に関するあらゆる事物が対象となりうる。