3902 メディカル・データ・ビジョン 企業サイト   Yahooファイナンス 日経新聞 株探 四季報 

基本データ
【業種】
情報・通信業

【市場】
プライム(内国株式)

【決算期】
12月

【会社設立】

【上場】
2014.12

【直近決算日】
2025-05-12(1Q)

【決算予定日】
2025-08-12 (15:30)


【時価総額】
168億1200万円

【PBR】
5.41倍

【配当利回り(予)】
2.14%

企業概要
メディカル・データ・ビジョン株式会社は、医療データネットワーク事業を主力とし、医療機関向けに経営支援システムやデータ利活用サービスを提供する企業である。
主要なサービスとして、病院経営分析アプリ「MDVAct」、DPC分析ベンチマークシステム「EVE」、経営改善支援システム「MedicalCode」を展開している。
また、膨大な医療・健康データを効率的に活用するためのデータベースサービスや、製薬企業向けの分析データ提供を行うサービスも含まれており、医療機関や患者の利便性向上を図る体制が整っている。
さらに、PHRシステム「カルテコ」や、企業向けのメンタルヘルス対策ソリューション「カルテコworkwell」など、多岐にわたるサービスを展開し、医療・健康を支える情報基盤の構築に貢献している。

業績修正履歴
年度タイプ日付売上高営業利益経常利益純利益
2023-12新規2023-02-137,2001,8001,8001,200
2024-12新規2024-02-138,0001,6301,5401,000
変更2024-11-116,600()510()390()180()
今期新規2025-02-109,0002,6002,5001,650
2025年03月25日更新

2【沿革】

2003年8月

医療情報システムの開発及び販売を目的として東京都中野区弥生町にメディカル・データ・ビジョン株式会社を設立

2004年4月

東京都千代田区神田淡路町に本社を移転

2006年4月

有限会社グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン(現 株式会社グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン)と業務提携

2006年8月

DPC(※1)分析ベンチマークシステム「EVE」をリリース

2006年12月

株式会社メディセオ・パルタックホールディングス(現 株式会社メディパルホールディングス)と資本業務提携

2008年4月

EBM(※2) Providerサービス開始

2009年9月

病院向け経営支援システム「Medical Code」をリリース

2010年12月

東京都千代田区神田美土代町に本社を移転

2011年5月

ISO/IEC 27001:2005 / JIS Q 27001:2006を取得

2011年11月

福岡県福岡市博多区に九州支店を開設

2012年8月

診療データ分析ツール「MDV analyzer」をリリース

2014年12月

東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場

2015年4月

CADA株式会社を設立

2015年6月

PHRシステム「カルテコ」をリリース

2016年11月

東京証券取引所市場第一部に市場変更

2017年1月

株式会社Doctorbookを子会社化

2017年6月

株式会社コスメックスを子会社化(旧 MDVトライアル株式会社。2023年1月、吸収合併により消滅)

2019年1月

株式会社メディパルホールディングスと資本業務提携(株式会社Doctorbookに対する出資及び業務提携)

2019年10月

メディカルドメイン株式会社を子会社化

2020年10月

株式会社システムビィー・アルファを子会社化

2020年11月

SBIホールディングス株式会社と資本業務提携

2021年10月

病院経営改善アプリケーション「MDV Act」メインストーリー機能をリリース

2022年2月

株式会社AIR BIOSを子会社化

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場へ移行

2023年1月

MDVトライアル株式会社(完全子会社)を吸収合併

株式会社センシングを持分法適用関連会社化

2024年7月

株式会社システムビィー・アルファ(完全子会社)を吸収合併

(用語解説)

※1.DPC

DPC制度(DiagnosisProcedureCombination/Per-DiemPaymentSystems、略して「DPC/PDPS」という)のことを指します。DPC制度とは、急性期(患者の病態が不安定な状態から、治療によりある程度安定した状態に至るまでの期間)入院医療を対象とした診断群分類に基づく1日当たりの包括評価制度であります。診療行為毎の点数を基に計算する従来の出来高払い制度とは異なり、診断群分類と呼ばれる区分毎に従った定額払いを行う制度のことで、具体的には、該当する診断群分類の包括点数に、入院日数及び医療機関別の係数を乗じて算定する包括評価部分(入院基本料、検査、投薬、注射、画像診断等)の点数と、出来高部分(手術、麻酔、リハビリ等)の点数とを加えたものが患者の入院医療費となります。当社ではこのDPC制度を導入している病院向けの経営支援システムのサービス・提供を行っております。

※2.EBM(Evidence-BasedMedicine)

科学的根拠に基づいた医療のこと。治療効果・副作用・予後などを統計学的に比較することで作られた科学的根拠に従って医療行為を決定・実行していくことが求められます。