- 【業種】
- 化学
- 【市場】
- プライム(内国株式)
- 【決算期】
- 3月
- 【会社設立】
- 【上場】
- 1949.5
- 【直近決算日】
- 2025-05-12(4Q)
- 【決算予定日】
- 未定
- 【時価総額】
- 1715億6600万円
- 【PBR】
- 1.04倍
- 【配当利回り(予)】
- 6.98%
主な業務は、機能樹脂や炭素製品の製造・販売、医薬品や農薬を含む化学製品の製造・販売、食品包装材や家庭用品の製造・販売と多岐にわたる。
特に、リチウムイオン電池用のフッ化ビニリデン樹脂や生分解性プラスチック「クレダックス」に注力し、環境に配慮した製品の開発を進めている。
また、土木・建築工事を手掛ける建設関連事業や、運送・倉庫業務、環境関連サービスを通じた地域貢献も行っている。
これら多様な事業活動により、国内外での市場競争力を高めている。
年度 | タイプ | 日付 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 |
---|---|---|---|---|---|---|
2023-03 | 新規 | 2022-05-12 | 180,000 | 22,000 | 22,000 | 16,000 |
変更 | 2022-08-09 | 180,000(→) | 22,000(→) | 22,000(→) | 16,000(→) | |
変更 | 2022-11-09 | 190,000(⬆) | 27,000(⬆) | 28,000(⬆) | 20,000(⬆) | |
変更 | 2023-04-27 | 191,000(⬆) | 22,300(⬇) | 22,900(⬇) | 16,800(⬇) | |
2024-03 | 新規 | 2023-05-12 | 190,000 | 22,000 | 22,000 | 15,500 |
変更 | 2023-11-09 | 180,000(⬇) | 14,000(⬇) | 15,000(⬇) | 10,500(⬇) | |
変更 | 2024-03-27 | 177,000(⬇) | 11,000(⬇) | 11,500(⬇) | 7,500(⬇) | |
2025-03 | 新規 | 2024-05-13 | 170,000 | 14,000 | 14,000 | 10,000 |
変更 | 2024-11-11 | 160,000(⬇) | 10,000(⬇) | 10,500(⬇) | 7,000(⬇) | |
今期 | 新規 | 2025-05-12 | 165,000 | 14,000 | 14,000 | 10,000 |
2【沿革】
当社の前身である昭和人絹株式会社は1934年7月設立され、1939年5月呉羽紡績株式会社に吸収合併されましたが、その後、塩素利用を根幹とする化学工業薬品および化学肥料の製造部門を分離し呉羽化学工業株式会社が設立されました。設立以降の主な推移は次のとおりです。
1944年 6月 |
呉羽化学工業株式会社(現・株式会社クレハ)設立 |
1949年 4月 |
菊多運輸株式会社(現・クレハ運輸株式会社)設立(現・連結子会社) |
5月 |
東京証券取引所に株式上場 |
1953年 9月 |
クレハロンおよび塩化ビニル樹脂の製造販売を目的として呉羽化成株式会社設立 |
1956年 3月 |
呉羽興業株式会社(現・クレハ建設株式会社)設立(現・連結子会社) |
1958年11月 |
第8回デミング実施賞受賞 |
1960年 7月 |
家庭用ラップ「クレラップ」販売開始 |
1962年 5月 |
呉羽化成株式会社を合併 |
|
錦工場研究所(現・中央研究所)設置 |
10月 |
ナフサ熱分解・混合ガス法による塩化ビニル樹脂の製造を目的として呉羽油化株式会社設立 |
1963年 4月 |
栃木プラスチックス株式会社(現・クレハ合繊株式会社)設立(現・連結子会社) |
1966年 7月 |
「クレハBTA」(MBS系耐衝撃強化剤)製造開始 |
1969年 2月 |
呉羽プラスチックス株式会社(現・樹脂加工事業所)設立 |
4月 |
原油分解技術を企業化するため呉羽石油化学工業株式会社設立 |
12月 |
炭素繊維製造開始 |
1970年 4月 |
クレハ・コーポレーション・オブ・アメリカ(アメリカ)(現・クレハ・アメリカInc.)設立(現・連結子会社) |
|
呉羽油化株式会社を合併 |
5月 |
フッ化ビニリデン樹脂製造開始 |
1971年12月 |
呉羽梱包株式会社(現・株式会社クレハ環境)設立(現・連結子会社) |
1972年10月 |
呉羽化工機株式会社(現・株式会社クレハエンジニアリング)設立(現・連結子会社) |
1973年 5月 |
呉羽油化株式会社を設立し、呉羽石油化学工業株式会社から資産一切を引き継ぐ |
10月 |
クレハロン・インダストリーB.V.(オランダ)(現・クレハロンB.V.)を合弁で設立(現・連結子会社) |
1977年 5月 |
「クレスチン」(抗悪性腫瘍剤)販売開始 |
1979年 4月 |
呉羽油化株式会社より営業を継承 |
1983年 6月 |
クレハ・ケミカルズGmbH(ドイツ)(現・クレハGmbH)設立(現・連結子会社) |
1986年 7月 |
茨城研究所(現・樹脂加工研究所)設置 |
1987年 4月 |
「フォートロンKPS」(PPS樹脂)製造開始 |
1991年12月 |
「クレメジン」(慢性腎不全用剤)販売開始 |
1992年 3月 |
家庭用品の共通ブランドとして「キチントさん」を導入 |
5月 |
「フォートロンKPS」の企業化を目的としてフォートロン・インダストリーズ(アメリカ)(現・フォートロン・インダストリーズLLC)を合弁で設立 |
1993年 7月 |
「メトコナゾール」(農業・園芸用殺菌剤)販売開始 |
12月 |
「イプコナゾール」(農業・園芸用殺菌剤)販売開始 |
2003年 1月 |
塩化ビニル樹脂事業、MBS系耐衝撃強化剤事業の営業権を譲渡 |
3月 |
塩化ビニリデンレジン・コンパウンドの製造販売を目的として南通匯羽豊新材料有限公司(中国)を合弁で設立 |
4月 |
炭素繊維製断熱材の製造販売を目的として呉羽(上海)炭繊維材料有限公司(中国)を合弁で設立(現・連結子会社) |
2005年10月 |
商号を「株式会社クレハ」に変更、本店(本社)を中央区日本橋浜町に移転 |
2006年10月 |
クレハ建設株式会社と錦興業株式会社を合併(商号・クレハ建設株式会社) |
2008年 1月 |
PGA(ポリグリコール酸)樹脂の製造販売を目的としてクレハ・ピージーエーLLC(アメリカ)を設立(現・連結子会社) |
2010年 7月 |
クレハプラスチックス株式会社を吸収合併(現・樹脂加工事業所) |
2011年 4月 |
リチウムイオン電池用材料の販売および関連製造子会社の統括を目的として株式会社クレハ・バッテリー・マテリアルズ・ジャパンを設立 |
9月 |
持ち株・金融の統括および子会社の管理・支援を目的として呉羽(中国)投資有限公司(中国)を設立(現・連結子会社) |
2012年 1月 |
フッ化ビニリデン樹脂の製造を目的として呉羽(常熟)フッ素材料有限公司(中国)を設立(現・連結子会社) |
2016年 4月 |
株式会社クレハ・バッテリー・マテリアルズ・ジャパンより、リチウムイオン電池用材料の製造・販売事業を継承 |
10月 |
PGA(ポリグリコール酸)樹脂製のオイル・ガス掘削機器販売を目的としてクレハ・エナジー・ソリューションズLLC(アメリカ)を合弁で設立(現・連結子会社) |
2018年 3月 |
「クレスチン」(抗悪性腫瘍剤)の販売を終了 |
2022年 4月 |
東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所市場第一部からプライム市場に移行 |
2022年 7月 |
南通匯羽豊新材料有限公司(中国)の全持分を譲渡 |