- 【業種】
- 化学
- 【市場】
- スタンダード(内国株式)
- 【決算期】
- 9月
- 【会社設立】
- 【上場】
- 2017.10
- 【直近決算日】
- 2025-05-15(2Q)
- 【決算予定日】
- 未定
- 【時価総額】
- 26億7000万円
- 【PBR】
- 1.58倍
- 【配当利回り(予)】
- 1.41%
化学物質のわずかな蒸発温度の差を利用し、医薬品や農薬、電子材料などの分野で広く用いられる精密蒸留技術を持ち、顧客の最終製品の価値向上に寄与している。
事業は主に受託蒸留事業とプラント事業の2つに分かれ、前者では安定した製品提供や原料選定、蒸留方法の提案を行い、後者では独自技術に基づく装置の設計・販売や技術支援を行う体制が整っている。
企業グループは、古くから培った技術力により、非常に高い純度の化学物質の精製を実現しており、さまざまな業界でのニーズに応えるサービスを提供している。
年度 | タイプ | 日付 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 |
---|---|---|---|---|---|---|
2023-09 | 新規 | 2022-11-10 | 1,250 | 150 | 150 | 100 |
変更 | 2023-08-10 | 1,250(→) | 120(⬇) | 120(⬇) | 32(⬇) | |
変更 | 2023-10-31 | 1,235(⬇) | 115(⬇) | 110(⬇) | -8(⬇) | |
2024-09 | 新規 | 2023-11-09 | 1,240 | 70 | 70 | 50 |
変更 | 2024-07-11 | 940(⬇) | -30(⬇) | -30(⬇) | -20(⬇) | |
今期 | 新規 | 2024-11-14 | 1,050 | 70 | 70 | 50 |
2【沿革】
当社は、1949年に大阪市東成区において粗パラフィン(注1)の精製及び販売を目的として、現在の大阪油化工業株式会社の前身である、「大阪油化工業所」を創業いたしました。
その後、1962年2月に、大阪油化工業株式会社を設立いたしました。
設立以後の経緯は以下のとおりであります。
年月 |
概要 |
1962年2月 |
化学品の受託製造を目的として、大阪油化工業株式会社を大阪府枚方市津田に設立(資本金2,000千円) |
1963年4月 |
当社の独自設計による、減圧蒸留装置(注2)を本社工場に設置 |
1973年11月 |
大阪府枚方市春日西町に本社及び工場(2019年1月に枚方工場に改称)を新築し、大阪府枚方市津田より本社移転 |
1998年4月 |
有機EL材料精製に対応するため、昇華精製装置(注3)を本社工場に設置 |
2000年4月 |
少量多品種に対応するため、高真空蒸留装置(注4)を本社工場に設置 |
2008年4月 |
ISO14001認証取得 |
2008年12月 |
ISO9001認証取得 |
2012年4月 |
研究開発支援分野を強化するため、研究実験棟を本社工場敷地内に設立 |
2013年4月 |
多様化する顧客ニーズに対応するため、研究開発用蒸留設備を本社工場に設置 |
2014年7月 |
増加する顧客ニーズに対応するため、プラントサービスを開始 |
2015年9月 |
生産能力増強のため、研究実験棟を本社工場敷地内に増設 |
2017年10月 |
東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場 |
2019年1月 |
大阪府枚方市新町に本社移転、東京都中央区に東京営業所を新設 |
2019年3月 |
ISO45001認証取得 |
2019年10月 |
子会社であるユカエンジニアリング株式会社を大阪府枚方市新町に設立(当社100%出資) |
2021年1月 |
株式会社カイコーの全株式を取得し、子会社化 |
2022年4月 |
東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行 |
2022年11月 |
ISO27001認証取得 |
(注)1.石油由来成分であり、当時のロウソクの原料。
2.大気圧より低い圧力で蒸留を行うための装置。大気圧での蒸留に比べ、低温で蒸留することができる。
3.物質が直接固体から気体になる昇華の性質を利用し、精製するための装置。有機EL材料の精製にも使用される。
4.減圧蒸留装置の中でも、より低い圧力で蒸留を行う装置。高沸点物質や熱分解性物質を蒸留することができる。