- 【業種】
- 情報・通信業
- 【市場】
- グロース(内国株式)
- 【決算期】
- 【会社設立】
- 【上場】
- 【直近決算日】
- 2025-05-15(1Q)
- 【決算予定日】
- 未定
- 【時価総額】
- 62億2800万円
- 【PBR】
- 2.24倍
- 【配当利回り(予)】
- 1.19%
主力製品として、メール配信システム「Cuenote FC」、SMS配信サービス「Cuenote SMS」、認証サービス「Cuenote Auth」、およびWebプッシュ通知サービス「Cuenote Push」があり、これらはクラウドサービスとしてSaaS形式またはソフトウェア形式で提供される。
特に「Cuenote FC」は、数百万件のメールを高速配信する能力を持ち、企業のマーケティング活動の効果を測定する機能も備えている。
この企業は、データセンターを介して安定したサービス基盤を保ちつつ、行政機関向けの特化したサービスや、配送情報や緊急通知といった特定用途に応じたソリューションを多様に提供している。
年度 | タイプ | 日付 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 |
---|---|---|---|---|---|---|
2023-12 | 新規 | 2023-02-10 | 2,400 | 575 | 575 | 396 |
2024-12 | 新規 | 2024-02-13 | 2,570 | 610 | 610 | 420 |
変更 | 2024-10-16 | 2,570(→) | 610(→) | 610(→) | 420(→) | |
変更 | 2025-01-31 | 2,669(⬆) | 637(⬆) | 637(⬆) | 469(⬆) | |
今期 | 新規 | 2025-02-14 | 3,156 | 700 | 701 | 480 |
2【沿革】
年月 | 概要 |
1999年7月 | 企業のホームページやWebシステムの制作業務の請負を目的として、東京都渋谷区恵比寿に有限会社ユミルリンクを設立 |
2000年6月 | ユミルリンク株式会社へ組織変更 |
2002年1月 | 株式会社サイバーエージェントが親会社となる(サイバーエージェントグループ) |
一般第二種電気通信事業者認定 | |
2002年7月 | メール配信システム(注1)開発 |
2003年2月 | 高速メール配信エンジンを独自開発 |
2003年7月 | メール配信ASPサービス(現:Cuenote FC)の提供を開始 |
2005年9月 | プライバシーマーク認定取得 |
2005年12月 | サイボウズ株式会社が親会社となる(サイボウズグループ) |
2006年7月 | Perlのフレームワーク(注2)「TripletaiL」を公開 |
2006年12月 | アイテック阪神株式会社(現:アイテック阪急阪神株式会社)と業務提携 |
2008年4月 | Erlang言語(注3)を使用した高精度性能分析ツールを開発 |
2008年6月 | メール配信のトラブルを改善するリレーサーバー「Cuenote SR-S」を発売 |
2009年3月 | 製品を「Cuenote」ブランドに統一 SaaSサービス「Cuenote FCプレミアム」を提供開始 |
2011年2月 | 「Cuenote FCプレミアム」がASP・SaaS安全・信頼性に係る情報開示認定を取得 |
アイテック阪急阪神株式会社が親会社となる(阪急阪神ホールディングスグループ) | |
2011年7月 | 大阪支店(大阪市福島区)を開設 |
2013年7月 | アンケート・フォームシステム「Cuenote Survey」を発売 |
情報セキュリティマネジメントシステム「ISMS」認証を取得 | |
2015年12月 | 業務拡大のため本社オフィスを東京都渋谷区代々木に移転 |
2016年7月 | 開発拠点として沖縄オフィス(沖縄県中頭郡北谷町)を開設(2024年4月閉鎖) |
2016年9月 | 「Cuenote」シリーズの契約数が1,000契約を突破 |
2018年1月 | 開発拠点として福岡オフィス(福岡市博多区)を開設(2024年4月閉鎖) |
2018年6月 | 開発拠点として北海道オフィス(札幌市中央区)を開設 |
2018年11月 | SMS配信サービス「Cuenote SMS」を提供開始 |
2019年11月 | 「Cuenote 安否確認サービス」を提供開始 |
2020年3月 | 業務拡大のため大阪支店を大阪市北区に移転 |
2020年7月 | 「Cuenote SMS」が「楽天モバイル」の回線向けSMS配信に対応し、国内4キャリアと直接接続を開始 |
2021年9月 | 東京証券取引所マザーズに株式を上場 |
2022年4月 | 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行 |
2022年5月 | 認証サービス「Cuenote Auth」を提供開始 |
2022年9月 | 「Cuenote」シリーズの契約数が2,000契約を突破 |
2023年3月 | 総合行政ネットワーク(注4)と接続する「Cuenote SMS for LGWAN」を提供開始 |
2024年9月 | 株式会社ROCを子会社化 |
2024年11月 | Webプッシュ通知サービス「Cuenote Push」を提供開始 |
(注)1.企業や自治体がメールを活用して、消費者との関係を構築したり、販売促進を通じ消費者の購買意欲を高めたりといったマーケティング活動を行うためのシステムです。
2.Perlとは、Webアプリケーション、テキスト処理などのプログラムを書くのに広く用いられるプログラミング言語です。フレームワークとは、プログラミングにおいて、アプリケーションソフトウエアの標準構造を実装するのに使われるライブラリの集まりです。多くの再利用可能なコードをフレームワークにまとめることで、開発の手間を省き、定形的で標準的なコードを毎回コーディングしなくて済むように効率化する仕組みのことです。
3.Erlangは、コンピュータにおいて汎用的な用途に使うことができる並行処理指向言語です。
4.総合行政ネットワークとは、各地方公共団体の組織内ネットワークが相互接続されたネットワーク網です。
各地方公共団体と国の各省庁、住民等との間の情報交換手段確保のための基盤であり、高度なセキュリティが維持された行政専用のネットワーク、LGWAN(LocalGovernmentWideAreaNetwork)とも表されます。