4398 ブロードバンドセキュリティ 企業サイト   Yahooファイナンス 日経新聞 株探 四季報

基本データ
【業種】情報・通信業
【市場】スタンダード(内国株式)
【決算期】6月
【会社設立】2000.11
【上場】2018.9
【直近決算日】2024-11-14
【決算予定日】

【時価総額】68億3500万円
【予想PER】13.18 倍
【PBR】3.25 倍
【自己資本比率】53.9 %
業績予想(通期のみ)
年度タイプ日付売上高営業利益経常利益純利益
2023-06新規2022-08-125800580571400
2024-06新規2023-08-106500650640440
2025-06新規2024-08-147180770760500
当社は、1999年12月に、日本電話施設株式会社(現 NDS株式会社)50%、株式会社インターネット総合研究所(以下、IRIという)30%、ファストネット株式会社20%の出資比率により、ネットワーク機器の監視運用サービス事業を行う会社(商号:株式会社インターネットシーアンドオー)として設立されました。その後、2004年7月にIRIのIPネットワーク事業を会社分割により譲り受け、また、同年10月にIRIの子会社でありIPトラフィック交換(注1)事業を展開する株式会社ブロードバンド・エクスチェンジと合併(合併後の商号は株式会社IRIコミュニケーションズであり、存続会社は株式会社ブロードバンド・エクスチェンジ)しました。そして、現在、監視運用サービスに加え、IPネットワークインテグレーション技術とIPトラフィック交換技術を有機的に統合し、情報漏洩リスクから企業を守るセキュリティサービスを主たる事業とする会社になりました。
なお、2006年5月、SBIビービー・メディア投資事業有限責任組合及びSBIブロードバンドファンド1号投資事業有限責任組合並びにSBIブロードバンドキャピタル株式会社から出資を受け、2014年6月にSBI AXES株式会社(現 SBI FinTech Solutions株式会社)から資本・業務提携を目的に出資を受けたこと等により、SBIホールディングス株式会社のグループ会社になっております。
さらに、2021年7月1日を効力発生日として、SBIホールディングス株式会社のグループ会社であるモーニングスター株式会社(現SBIグローバルアセットマネジメント株式会社)から、ゴメス・コンサルティング事業を吸収分割により承継しております。
以下、当社の前身となる株式会社インターネットシーアンドオーと株式会社ブロードバンド・エクスチェンジを含めた沿革は以下の通りであります。
当社の沿革(形式上の存続会社)

年月

沿革

2000年11月

事実上の存続会社株式会社インターネットシーアンドオーの関連会社である株式会社インターネット総合研究所が50.0%、日本電気株式会社が35.0%、松下電器産業株式会社(現 パナソニックホールディングス株式会社)が15.0%の出資比率により、資本金1億円で東京都中央区に株式会社ブロードバンド・エクスチェンジを設立。

2001年5月

株式会社エヌ・ティ・ティ・データ、住友商事株式会社、東京電力株式会社(現 東京電力ホールディングス株式会社)が資本参加。

2004年10月

当社を存続会社として株式会社IRIコミュニケーションズと吸収合併。

株式会社IRIコミュニケーションズに商号変更。

大阪支店(大阪市)を設立。

2006年5月

株式会社ブロードバンドセキュリティに商号変更。

第三者割当による新株発行により、SBIビービー・メディア投資事業有限責任組合、SBIブロードバンドファンド1号投資事業有限責任組合、SBIブロードバンドキャピタル株式会社が資本参加。

2006年6月

現住所(東京都新宿区)に本社移転。

2007年6月

情報セキュリティマネジメントシステム国際認証規格「ISO/IEC27001:2005」の認証取得。

2007年10月

財団法人日本情報処理開発協会(現 一般財団法人日本情報経済社会推進協会)の「プライバシーマーク」の認定取得。

2008年5月

国際的クレジットカードセキュリティ基準「PCIDSS」の認証監査機関「QSAC」の認定取得。

2009年4月

都内にセキュリティ機器運用監視センターを設置。G-SOC(注2)サービスの開始。

2012年3月

韓国営業所(大韓民国、現 韓国支店)を設立。

2014年6月

SBI AXES株式会社(現 SBI FinTech Solutions株式会社)と資本・業務提携契約締結。

2016年4月

名古屋支店(名古屋市)を設立。

2016年8月

PCI DSSのP2PE(注3)認証監査機関「QSA(P2PE)」の認定を取得。

2018年9月

東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)上場。

2021年4月

PCI DSSのクレジットカード情報漏えい事故調査機関「PFI」登録。

2021年5月

PCI DSSのクレジットカード製造におけるセキュリティ評価機関「CPSA」登録。

2021年7月

モーニングスター株式会社(SBIグローバルアセットマネジメント株式会社)からゴメス・コンサルティング事業を吸収分割により承継。

2021年9月

東北セキュリティ診断センター(秋田県秋田市)を設立。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行


株式会社インターネットシーアンドオーの沿革(事実上の存続会社)

年月

概要

1999年12月

日本電話施設株式会社(現 NDS株式会社)が50%、株式会社インターネット総合研究所が30%、ファストネット株式会社が20%の出資比率により、資本金50百万円で東京都港区に株式会社インターネットシーアンドオーを設立。

2004年4月

株式会社IRIコミュニケーションズに商号変更。

2004年7月

株式会社インターネット総合研究所のIPネットワーク事業を会社分割により承継。

2004年10月

株式会社ブロードバンド・エクスチェンジを存続会社とし吸収合併。

新商号を株式会社IRIコミュニケーションズとする。


(注)1.BGP(Border Gateway Protocolの略で、インターネットの基幹となるルーティングプロトコルのこと)により、インターネットサービスプロバイダー間のトラフィックを交換する技術のこと。
2.セキュリティ機器の監視運用サービスの名称。G-SOCとは当社のSOCサービスの呼称。SOCとはセキュリティオペレーションセンターの略で、企業などにおいて情報システムへの脅威の監視や分析などを行う役割や専門組織のこと。
3.Point-to-Point Encryptionの略で、米国で有効な方法として評価されている「PCI P2PE」という規準で、最初にカードを読み取るPOS端末に付帯するカードリーダーデバイスから決済処理ポイントまで、エンドトゥエンドでカード会員データを暗号化するという考え方をベースにした新たな規準のこと。