4588 オンコリスバイオファーマ 企業サイト   Yahooファイナンス 日経新聞 株探 四季報 

基本データ
【業種】
医薬品

【市場】
グロース(内国株式)

【決算期】
12月

【会社設立】

【上場】
2013.12

【直近決算日】
2025-05-09(1Q)

【決算予定日】
2025-08-08 (15:30)


【時価総額】
159億5000万円

【PBR】
8.19倍

【配当利回り(予)】
0%

企業概要
この企業は、創薬バイオベンチャーとして、がん治療を中心に研究開発を行う一方、重症ウイルス感染症の治療薬開発にも注力している。
主な製品には、がんのウイルス療法であるOBP-301や次世代腫瘍溶解ウイルスOBP-702、さらに新型コロナウイルス感染症に対するOBP-2011が含まれる。
特にがん領域では、がん細胞を特異的に攻撃するウイルス療法の開発に力を入れ、早期発見から初期治療、転移がんに至るまでの包括的な治療アプローチを構築している。
また、製薬企業へのライセンス供与を行いつつ、自社での製薬会社型事業モデルの導入を加速させ、独創的な創薬による医療現場での課題解決に貢献することを目指している。

業績修正履歴
年度タイプ日付売上高営業利益経常利益純利益
2023-12新規(未定)2023-02-10未定未定未定未定
変更2023-12-1563-1,806-1,775-1,777
2024-12新規(未定)2024-02-09未定未定未定未定
今期新規2025-02-07未定未定未定未定
2025年03月28日更新

2【沿革】

年月

概要

2004年3月

腫瘍溶解ウイルスの研究開発及び分子標的抗腫瘍薬の研究開発を目的に、「オンコリスバイオファーマ株式会社」を東京都港区に設立

2004年12月

東京都港区内で本社移転

2005年5月

OBP-401が、NEDO(独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の2005年度「分子イメージング機器研究開発プロジェクト/悪性腫瘍等治療支援分子イメージング機器研究開発プロジェクト」の助成金に採択

2006年3月

米国食品医薬品局(FDA)へOBP-301の治験申請(IND)を実施

2006年6月

Yale大学(米国)と新規HIV感染症治療薬の全世界における独占的ライセンス導入契約を締結し、OBP-601として研究・開発に着手

2006年10月

京都研究センターを京都府京都市に開設

2006年10月

OBP-301の日本国内特許成立(特許第3867968号)

2006年10月

OBP-301のPhase1臨床試験を米国にて開始

2007年9月

第5回日本バイオベンチャー大賞文部科学大臣賞受賞(主催:フジサンケイビジネスアイ)

2007年11月

京都研究センターを兵庫県神戸市に移転し、神戸研究センターとする

2008年3月

Medigen Biotechnology Corp.(台湾)とOBP-301に関する戦略的提携契約を締結

2008年3月

米国食品医薬品局(FDA)へOBP-601の治験申請(IND)を実施

2008年5月

OBP-601のPhase1a臨床試験を米国にて開始

2008年8月

フランス保健製品衛生安全庁(AFSSAPS)へOBP-601のPhase1b/2a臨床試験の実施許可を申請

2009年1月

OBP-601のPhase1b/2a臨床試験をフランスにて開始

2009年9月

OBP-601の米国特許成立(米国特許第7,589,078号)

2009年10月

アステラス製薬株式会社と新規分子標的抗癌剤の全世界における独占的ライセンス導入契約を締結し、OBP-801として研究・開発に着手

2010年7月

OBP-401が、NEDO(独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の2010年度「イノベーション実用化開発費助成金」の助成金に採択

2010年12月

Bristol-Myers Squibb Co.(以下、「BMS社」)とOBP-601に関するライセンス契約を締結

2011年4月

独立行政法人医薬基盤研究所と新規検査薬OBP-1101の全世界における独占的ライセンス導入契約を締結し、研究・開発に着手

2011年6月

OBP-401をはじめとする検査薬事業を承継させるために、新設分割によりオンコリスダイアグノスティクス株式会社を設立

2012年4月

連結子会社であるオンコリスダイアグノスティクス株式会社を吸収合併

2012年4月

OBP-401の研究目的受託検査を開始

2012年4月

OBP-301の米国特許成立(米国特許第8,163,892号)

2012年11月

OBP-401が、JST(独立行政法人科学技術振興機構)の研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)の2012年度「フィージビリティスタディ(FS)ステージシーズ顕在化タイプ」に採択

2013年5月

OBP-801が、NEDO(独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「イノベーション実用化ベンチャー支援事業」に採択

2013年12月

東京証券取引所マザーズに株式を上場

2014年4月

BMS社とOBP-601に関するライセンス契約を解消

2014年5月

OBP-801が、NEDO(独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「イノベーション実用化ベンチャー支援事業」に採択

2014年11月

OBP-301のPhase1/2臨床試験を台湾にて開始

2014年11月

米国食品医薬品局(FDA)へOBP-801の治験申請(IND)を実施

2015年5月

OBP-801のPhase1臨床試験を米国にて開始

年月

概要

2015年7月

国立大学法人鹿児島大学とB型肝炎ウイルス(HBV)に関する新規感染症治療薬の創製に関する共同研究契約を締結

2015年8月

新たな腫瘍溶解ウイルスとしてOBP-702及びOBP-405を開発品目に追加し抗がん剤パイプラインを拡充

2015年8月

台湾におけるOBP-301のPhase1/2臨床試験にて最大用量投与段階(Cohort 3)への移行を決定

2016年8月

国立研究開発法人国立がん研究センター東病院先端医療科の土井俊彦先生の研究グループと、進行性又は転移性固形癌患者を対象とした腫瘍溶解ウイルスOBP-301と抗PD-1抗体ペムブロリズマブ併用による効果検討に関する医師主導治験契約を締結

2016年8月

悪性黒色腫を対象とする米国でのOBP-301 Phase2臨床試験のプロトコール申請を完了

2016年9月

医薬品及び検査薬のライセンス契約締結活動及び研究開発活動の加速を目的として、100%子会社Oncolys USA Inc.(以下「OUS社」)を米国デラウェア州に設立 ニュージャージー州で活動開始

2017年3月

独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)へ食道がん放射線併用Phase1臨床試験の治験申請を実施

2017年7月

OBP-301の放射線併用食道がんPhase1臨床試験を日本にて開始

2017年12月

OBP-301の抗PD-1抗体ペムブロリズマブ併用の医師主導治験を日本にて開始

2018年5月

Stabilitech Biopharma Limited(スタビリテック社)と、OBP-301の保存安定製剤のための技術導入を目的としたライセンス契約締結

2019年4月

OBP-301について、日本・台湾における開発・製造・販売に関する再許諾権付き独占的ライセンス契約と、日本・台湾・中国・香港・マカオを除く全世界における開発・製造・販売に関する独占的オプション権を中外製薬株式会社(以下「中外製薬」)へ付与するライセンス契約及び資本提携契約を締結

2019年4月

厚生労働省の定める「先駆け審査制度」の対象品目に、OBP-301が指定

2019年12月

中外製薬がOBP-301に関する第1回マイルストーンを達成

2020年3月

中外製薬がOBP-301の放射線併用食道がんPhase2臨床試験の投与開始

2020年4月

100%子会社OPA Therapeutics Inc.(以下「OPA社」)を米国デラウェア州に設立 カリフォルニア州で活動開始

2020年6月

米国食品医薬品局(FDA:Food & Drug Administration)が、OBP-301を食道がんに対する「オーファンドラッグ」に指定

2020年6月

OBP-601に関する米Transposon Therapeutics, Inc.(米国 以下「Transposon社」)とのライセンス契約を締結

2020年6月

鹿児島大学と抗SARS-CoV-2薬の特許譲受に関する契約を締結し、ウイルス感染症治療薬を導入

2020年11月

Transposon社がOBP-601に関する第1回マイルストーンを達成

2021年2月

世界保健機関(WHO)が、OBP-301の国際一般名称をsuratadenoturevに決定

2021年6月

学校法人順天堂と共同研究講座「低侵襲テロメスキャン次世代がん診断学講座」の開設契約を締結

2021年11月

Transposon社がOBP-601の進行性核上性麻痺(PSP)を対象とした米国Phase2a臨床試験を開始

2021年12月

中外製薬とOBP-301のライセンス解消契約を締結

2022年1月

Transposon社がOBP-601の筋萎縮性側索硬化症(ALS)及び前頭側頭型認知症(FTD)を対象とした米国 Phase2a臨床試験を開始

2022年4月

市場区分の変更に伴い、マザーズ市場からグロース市場へ移行

2022年8月

中外製薬からOBP-301の放射線併用食道がんPhase2臨床試験を承継

2022年8月

Transposon社がOBP-601の進行性核上性麻痺(PSP)を対象としたPhase2a臨床試験における症例組入れ完了

年月

概要

2022年12月

OBP-301の放射線併用食道がんPhase2臨床試験における最終症例組入れ完了

2023年3月

Transposon社がOBP-601の筋萎縮性側索硬化症(ALS)及び前頭側頭型認知症(FTD)を対象とした米国 Phase2a臨床試験における症例組入れ完了

2023年7月

Transposon社がOBP-601のアイカルディ・ゴーティエ症候群(AGS)を対象とした欧州 Phase2a臨床試験を開始

2023年10月

OBP-301の放射線併用食道がんPhase2臨床試験におけるトップラインデータの公表

2023年12月

OBP-301と免疫チェッ クポイント阻害剤ペムブロリズマブ(Merck & Co., Inc.(以下、「メルク社」))の共同開発体制の構築

2023年12月

OBP-301における三井倉庫ホールディングス株式会社との物流業務委託契約を締結

2024年2月

OBP-301に関する富士フイルム富山化学株式会社(以下、「富士フイルム富山化学」)と日本における販売提携契約を締結

2024年5月

米国食品医薬品局(FDA)が、OBP-601をPSPに対する「ファストトラック」に指定

2025年3月

OBP-301の先駆け総合評価相談を開始