- 【業種】
- 石油・石炭製品
- 【市場】
- プライム(内国株式)
- 【決算期】
- 3月
- 【会社設立】
- 【上場】
- 1970.1
- 【直近決算日】
- 2025-05-12(4Q)
- 【決算予定日】
- 未定
- 【時価総額】
- 774億4000万円
- 【PBR】
- 0.93倍
- 【配当利回り(予)】
- 3.27%
アスファルト乳剤や改質アスファルトの製造・販売を行い、国内外の関連会社がこれらの製品を販売している。
また、舗装工事や防水工事を請け負う事業も展開しており、連結子会社が多数活動する。
加えて、不動産の賃貸や損害保険代理業といった多様な事業も展開しており、道路インフラに関連した調査・設計から施工まで、一貫した事業体制を構築している。
最近では、AI技術を活用した舗装道路診断サービスの提供など、先進的な取り組みも行っている。
年度 | タイプ | 日付 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 |
---|---|---|---|---|---|---|
2023-03 | 新規 | 2022-05-10 | 82,000 | 9,000 | 9,300 | 6,000 |
変更 | 2022-07-28 | 82,000(→) | 9,000(→) | 9,300(→) | 7,200(⬆) | |
2024-03 | 新規 | 2023-05-10 | 80,000 | 8,200 | 8,400 | 5,500 |
2025-03 | 新規 | 2024-05-10 | 80,000 | 7,000 | 7,200 | 4,600 |
今期 | 新規 | 2025-05-12 | 80,000 | 7,000 | 7,300 | 4,900 |
2【沿革】
1943年10月、アスファルト防水工事およびアスファルト製品の販売を目的として創業者池田英一が日本瀝青化学工業所を設立しました。1946年8月に合資会社日本瀝青化学工業所を設立した後、1950年10月、東京都荒川区に東京工場を建設し、アスファルト乳剤の製造を開始しました。事業の拡大に伴い1954年2月、日瀝化学工業株式会社を設立し、これらの事業を継承しました。
1969年1月、株式の額面金額の変更ならびに系列会社(日瀝特殊化工株式会社、合資会社日本瀝青化学工業所)の統合による経営および事業の合理化を目的として株式会社日瀝(1949年9月設立東京都港区所在、資本金100万円)を存続会社として4社対等合併を行い、ただちに社名を日瀝化学工業株式会社に変更し本店を東京都千代田区に移転し、その後1994年10月、ニチレキ株式会社に商号変更しました。
設立以後の主な変遷は、以下に記載のとおりであります。
1954年6月 |
大阪工場を建設し、出張所を併設(1966年1月大阪支店に改組、1999年4月関西支店に改称) |
1957年11月 |
東京工場に研究室および営業所を併設(1966年1月東京支店に改組) |
1958年1月 |
小山工場を建設し、コンクリート目地材料および建築防水材の製造を開始(1963年7月出張所を併設、1972年1月関東支店に改組) |
1958年12月 |
研究室を中央研究所と改称(1977年4月関東支店内に移転、技術研究所に改称) |
1959年3月 |
名古屋出張所を開設(1960年6月工場を併設、1966年1月名古屋支店に改組、1999年4月中部支店に改称) |
1961年1月 |
福岡出張所を開設(1962年1月工場を併設、1966年1月福岡支店に改組、1986年12月九州支店に改称) |
1962年4月 |
仙台工場を建設し、出張所を併設(1968年1月仙台支店に改組、1986年12月東北支店に改称) |
1963年6月 |
広島出張所を開設(1968年1月広島支店に改組、1970年8月工場を併設、1986年12月中国支店に改称) |
1963年7月 |
高松出張所(同年11月工場を併設、1986年12月四国支店に改組) |
1968年7月 |
札幌工場を建設し、出張所を併設(1973年1月恵庭に移転、恵庭工場、北海道営業所に改組、1986年12月北海道支店に改称) |
1968年10月 |
建設業法による東京都知事登録(ぬ)第45075号登録を取得し舗装・防水工事の請負を開始 |
1970年1月 |
東京証券取引所市場第二部に上場 |
1970年10月 |
日瀝道路株式会社(現・連結子会社)を設立 |
1972年6月 |
大阪証券取引所市場第二部に上場 |
1973年2月 |
北海道ニチレキ工事株式会社(1980年7月商号変更、現・連結子会社)を設立 |
1974年1月 |
建設業法による建設大臣許可(般―48)第2839号(ほ装、防水)登録(以降3年毎に、1995年から5年毎に更新) |
1974年2月 |
東京証券取引所ならびに大阪証券取引所市場第一部に上場 |
1975年8月 |
東北ニチレキ工事㈱、九州ニチレキ工事㈱、中国ニチレキ工事㈱の3社(現・連結子会社)を設立 |
1977年4月 |
中部ニチレキ工事㈱、近畿ニチレキ工事㈱、四国ニチレキ工事㈱の3社(現・連結子会社)を設立 |
1979年4月 |
日レキ特殊工事㈱(現・連結子会社)を設立 |
1980年3月 |
建設コンサルタント建設大臣登録建55第2922号登録(以降3年毎に、1992年から5年毎に更新) |
1986年12月 |
測量関連事業およびコンピュータ情報関連事業を開始 |
1990年9月 |
建設業法による建設大臣許可のうち、ほ装工事業を(特―63)第2839号として登録 |
1991年2月 |
測量業大臣登録第19730号に登録(以降5年毎に更新) |
1995年7月 |
千葉市に臨海型の千葉工場を船橋市から移設し、同所に営業所を併設 |
1997年3月 |
東京支店・千葉営業所・千葉工場においてISO9002の認証を取得、その後埼玉営業所・神奈川営業所・多摩出張所を含め拡大認証を得る。以後、2005年3月までに残りの8支店も順次認証を取得 |
1998年4月 |
建設大臣許可(特-10)第2839号をもって、とび・土工工事業を追加 |
2001年2月 |
仙台市宮城野区に臨海型の仙台工場を建設し、東北支店を移転併設 |
2002年12月 |
中華人民共和国・北京市に特殊舗装材料の製造・販売を行う日中合弁会社 北京路新大成景観舗装有限公司を設立 |
2004年7月 |
シンガポールに日本・シンガポール・タイの合弁会社 ピーエスニチレキを設立 |
2004年8月 |
九州地区生産拠点として臨海型の大分工場の全面操業開始 |
2005年5月 |
屋内外の各種表示の企画・設計・製作・販売・施工を行うグラフィックス事業を開始 |
2005年8月 |
物流スペースの確保と業務の機能強化を図るため、東京支店を越谷市に移転 |
2005年9月 |
大阪証券取引所での株式の上場を廃止 |
2006年1月 |
中華人民共和国・北京市にある北京市市政一建設工程有限責任公司に出資、合弁会社として営業許可を取得 |
2006年4月 |
中国ニチレキ工事㈱(存続会社)と山陰ニチレキ㈱が合併、近畿ニチレキ工事㈱(存続会社)と大阪ニチレキ㈱が合併 |
2006年12月 |
東京支店跡地に賃貸マンションを建設・竣工 |
2007年2月 |
本社機構と9支店を含めたニチレキ統一版ISO9001の認証を取得 |
2007年3月 |
朝日工業テクノス㈱(2022年4月商号変更)の株式を取得し、連結子会社とする。 |
2007年4月 |
日瀝道路㈱(存続会社)と茨城ニチレキ㈱、群馬ニチレキ㈱が合併、中部ニチレキ工事㈱(存続会社)と北陸ニチレキ㈱が合併 |
2007年4月 |
中華人民共和国・杭州市に日中合弁会社 杭州同舟瀝青有限公司を設立(2021年4月清算結了) |
2008年2月 |
連結子会社を含めたニチレキグループ統一版ISO9001の認証を取得 |
2008年4月 |
中部ニチレキ工事㈱(存続会社)と静岡ニチレキ㈱が合併、佐賀ニチレキ㈱(存続会社)と長崎ニチレキ㈱が合併し、西九州ニチレキ㈱となる。 |
2009年4月 |
近畿ニチレキ工事㈱(存続会社)と兵庫ニチレキ㈱が合併 |
2010年8月 |
中華人民共和国・重慶市に日中合弁会社 重慶市三瀝高科道路材料有限責任公司を設立(2022年8月非関連会社化) |
2010年10月 |
中華人民共和国・上海市に子会社 日瀝(上海)商貿有限公司を設立 |
2012年2月 |
連結子会社を含めたニチレキグループ統一版ISO14001の認証を取得 |
2013年8月 |
中華人民共和国・上海市に日中合弁会社 上海城建日瀝特種瀝青有限公司を設立 |
2014年11月 |
連結子会社を完全子会社とする。 |
2016年5月 |
技術研究所に新研究棟が完成 |
2017年9月 |
ラインファルト工業㈱(大阪府堺市)の株式を取得し、完全子会社とする。 |
2018年10月 |
伸和化工㈱(群馬県高崎市)の株式を取得し、完全子会社とする。 |
2019年12月 |
ヒートロック工業㈱(新潟県新潟市)の株式を取得し、完全子会社とする。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場再編に伴い「プライム市場」を選択・移行 |
2023年10月 |
伊藤忠エネクス㈱との資本業務提携 |