- 【業種】
- 建設業
- 【市場】
- プライム(内国株式)
- 【決算期】
- 6月
- 【会社設立】
- 【上場】
- 2021.4
- 【直近決算日】
- 2025-05-15(3Q)
- 【決算予定日】
- 未定
- 【時価総額】
- 227億4700万円
- 【PBR】
- 0.52倍
- 【配当利回り(予)】
- 2.38%
主力事業であるエンジニアリング事業は、省エネルギー及び再生可能エネルギーをテーマに、顧客のニーズに応じた設備の設計から施工までを対応しており、特に多岐にわたる実績が技術的優位性を支えている。
エネルギーサプライ事業では、太陽光やバイオマス発電所の運営と、法人向けの電気小売供給サービスを行い、顧客に対してワンストップのエネルギーソリューションを提供している。
企業グループは「TotalEnergySaving&Solution」を経営理念に掲げ、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めている。
年度 | タイプ | 日付 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 |
---|---|---|---|---|---|---|
2023-06 | 新規 | 2022-08-15 | 31,800 | 4,900 | 4,000 | 2,500 |
変更 | 2023-02-14 | 33,400(⬆) | 5,400(⬆) | 4,600(⬆) | 2,900(⬆) | |
変更 | 2023-06-21 | 34,400(⬆) | 6,400(⬆) | 5,000(⬆) | 3,100(⬆) | |
2024-06 | 新規 | 2023-08-14 | 38,200 | 6,650 | 6,000 | 3,700 |
変更 | 2024-05-15 | 30,000(⬇) | 2,200(⬇) | 3,900(⬇) | 2,400(⬇) | |
変更 | 2024-08-02 | 30,000(→) | 2,200(→) | 7,600(⬆) | 1,100(⬇) | |
2025-06 | 新規 | 2024-08-14 | 38,000 | 2,700 | 2,000 | 1,200 |
変更 | 2024-11-05 | 38,000(→) | 2,700(→) | 400(⬇) | 700(⬇) |
2【沿革】
当社グループは、1979年5月にテス・エンジニアリング株式会社(現連結子会社、阪和熱水工業株式会社(旧商号))が設立され、同社を中心とした事業展開を行っておりましたが、2018年4月において、関係会社の増加に伴うグループの再編及び経営効率化等を目的として、当社を完全親会社とする持株会社体制に移行しております。
(当社)
年月 | 概要 |
2009年7月 | 創業者の事業継承等を目的として、テス・テクノサービス株式会社(現当社)を設立 |
2018年4月 | テスホールディングス株式会社に商号変更 テス・エンジニアリング株式会社との株式交換により当社を完全親会社及び同社を完全子会社化とし、持株会社体制に移行 |
2018年10月 | バイオマス燃料製造の研究開発を目的としてPT PTEC RESEARCH AND DEVELOPMENT(現連結子会社)を設立 |
2019年1月 | 太陽光発電所の所有・運営・売電を行うことを目的として合同会社千葉香取ソーラーパワーを営業者とする匿名組合(現連結子会社)を組成 |
2019年9月 | バイオマス燃料供給を目的としてPTEC SINGAPORE PTE. LTD. (現連結子会社)を設立 |
2019年10月 | 太陽光発電所の所有・運営・売電を行うことを目的として合同会社茨城牛久ソーラーパワーを営業者とする匿名組合(現連結子会社)を組成 |
2019年12月 | 太陽光発電所の所有・運営・売電を行うことを目的としてプライムソーラー2合同会社を営業者とする匿名組合(現連結子会社)を組成 |
2020年3月 | バイオマス燃料供給を目的としてPT INTERNATIONAL GREEN ENERGY(現連結子会社)を株式取得により子会社化 バイオマス燃料供給を目的としてINTERNATIONAL GREEN ENERGY PTE. LTD.(吸収合併により消滅)を株式取得により子会社化 |
2020年8月 | ヴェオリア・ジャパン株式会社との合弁により水、廃棄物、エネルギー分野におけるユーティリティマネジメントサービス提供を目的としたVTユーティリティーズサービス株式会社(現持分法適用関連会社)を設立 |
2020年9月 | 太陽光発電所の所有・運営・売電を行うことを目的としてプライムソーラー3合同会社(現連結子会社)を設立 |
2021年4月 | 東京証券取引所市場第一部に株式上場 |
2021年6月 | バイオマス発電所の所有・運営・売電を行うことを目的として合同会社熊本錦グリーンパワー(現連結子会社)を設立 |
2021年9月 | バイオマス発電所の所有・運営・売電を行うことを目的として株式会社伊万里グリーンパワー(現連結子会社)を株式取得により子会社化 |
2022年1月 | 英国系統用蓄電事業への出資参画を目的としてTOLLCUX INVESTMENTS LIMITED(現持分法適用関連会社)の株式を取得 |
2022年4月 | 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場へ移行 |
2022年7月 | 気候変動リスク対策や人材の多様性等の取り組みの推進を目的としてESG推進委員会を設立 太陽光発電所の所有・運営・売電を行うことを目的として合同会社T&Mソーラー(現連結子会社)の持分全部を取得し子会社化 |
2022年8月 | 太陽光発電所の所有・運営・売電を行うことを目的として合同会社ソーラーエナジー・クリエイト(現連結子会社)の持分全部を取得し子会社化 |
2023年1月 | 水力発電所の開発を目的として、合同会社群馬谷川岳ハイドロパワー(現連結子会社)を設立 |
2024年4月 | PTEC SINGAPORE PTE. LTD.を存続会社、INTERNATIONAL GREEN ENERGY PTE. LTD.を消滅会社とした吸収合併をシンガポール国内において実施 |
(※)当事業年度末後、有価証券報告書提出日までに、以下の事象が発生しております。
2024年8月 | 太陽光発電所の所有・運営・売電を行うことを目的として合同会社福岡みやこソーラーパワーを営業者とする匿名組合(現連結子会社)の匿名組合出資持分全部を取得し子会社化 |
2018年4月に株式交換により当社の完全子会社となったテス・エンジニアリング株式会社の沿革は、次のとおりであります。
(テス・エンジニアリング株式会社)
年月 | 概要 |
1979年5月 | 大阪府豊中市に工場・事業所向けのユーティリティ設備(※1)のエンジニアリング及び保守業務を事業目的として、阪和熱水工業株式会社を設立 |
1992年1月 | テス・エンジニアリング株式会社に社名を変更 |
1999年11月 | 24時間監視センター(現ICTソリューションセンター)を開設 |
2000年7月 | 「環境マネジメントシステムISO14001」を認証取得 |
2002年9月 | コージェネレーションシステム(※2)による顧客企業向けエネルギー供給サービスを開始 |
2006年2月 | ガスエンジンコージェネレーション発電所の運転保守一括受託サービスを開始 |
2007年2月 | 環境対策関連のサービス拡大のため、環境省自主参加型国内排出量取引制度に関する取引参加者に登録 |
2009年5月 | 環境対策関連のサービス拡大のため、グリーン電力証書発行事業者に登録 |
2010年2月 | 電気の小売供給への参入を目的として特定規模電気事業(現小売電気事業)の開始を届出 |
2012年3月 | 太陽光発電所の監視システムの保守及び遠隔監視サービスを目的としてインテリジェントソーラーシステム株式会社(現持分法適用関連会社)を設立 |
2012年10月 | 顧客企業向けユーティリティ設備のEPC(Engineering:設計、Procurement:調達及びConstruction:施工)強化の観点から、共立エンジニアリング株式会社(現連結子会社)及び有限会社テクノエンジニアリング(吸収合併により消滅)を株式取得により子会社化 |
2013年1月 | 太陽光発電所の所有・運営・売電を行うことを目的としてNECキャピタルソリューション株式会社との間に、エナジーアンドパートナーズ株式会社(現連結子会社)を設立 |
2013年3月 | 太陽光発電所の所有・運営・売電を行うことを目的としてプライムソーラー合同会社(現連結子会社)を設立 |
2013年6月 | 当社グループによる太陽光発電所の所有・運営・売電の第1号案件としてTESS徳島阿南ソーラー発電所にて発電を開始 |
2013年7月 | バイオマス発電所の所有・運営・売電を目的として三重エネウッド株式会社(現持分法適用関連会社)の株式を取得 |
2014年4月 | 発電所等の運営管理業務を目的としてテス・アセットマネジメント合同会社(現連結子会社)を設立 |
2014年5月 | 組織統合の観点から、有限会社テクノエンジニアリングを吸収合併 |
2014年12月 | 太陽光発電所の所有・運営・売電を行うことを目的として合同会社T&Mソーラーを営業者とする匿名組合を組成 「品質マネジメントシステムISO9001」「情報セキュリティマネジメントシステムISO27001」を認証取得 |
2015年7月 | エネルギーマネジメントサービス強化のため、自社開発によるWEB対応型エネルギーマネジメントシステム「TESS WebView」の販売を開始 |
2015年10月 | 太陽光発電所の所有・運営・売電を行うことを目的として合同会社ソーラーエナジー・クリエイトを営業者とする匿名組合を組成 |
2015年11月 | 電力全面自由化開始に向けた制度変更のため、電気の小売供給において小売電気事業者に登録 |
2016年3月 | 太陽光発電所の所有・運営・売電を行うことを目的として合同会社淡路佐野ソーラーパワーを営業者とする匿名組合(現連結子会社)を組成 |
2017年9月 | 地熱発電所の所有・運営・売電を行うことを目的として霧島万膳地熱エネルギー合同会社(現連結子会社)を設立 |
2017年10月 | 太陽光発電所の所有・運営・売電を行うことを目的として合同会社高知室戸ソーラーパワーを営業者とする匿名組合(現連結子会社)を組成 |
(※1)ユーティリティ設備:
工場の生産設備の稼働に必要な電気、蒸気、水、圧縮空気、燃料等を供給する設備のことであります。
(※2)コージェネレーションシステム(CGS:Co-GenerationSystem):
分散型エネルギーリソース(※3)の一つで、発電と同時に発生する熱を冷暖房や生産プロセスに利用する熱電併給システムのことであります。CHP:CombinedHeat&Powerと呼称される場合もあります。
(※3)エネルギーリソース:
電気や熱等のエネルギーを供給又は貯蔵することができる設備(発電システム、蓄電池システム、ボイラ)等のことであります。