- 【業種】
- その他製品
- 【市場】
- スタンダード(内国株式)
- 【決算期】
- 3月
- 【会社設立】
- 【上場】
- 2014.12
- 【直近決算日】
- 2025-05-13(4Q)
- 【決算予定日】
- 2025-08-12 (15:30)
- 【時価総額】
- 22億3300万円
- 【PBR】
- 1.02倍
- 【配当利回り(予)】
- %
主に廃棄される木質廃棄物を自社で受け入れ、再資源化して製造されるパーティクルボード「E・V・Aボード」や構造用パーティクルボード「壁武者」を提供している。
これらは主にマンションの床下地材や戸建住宅の耐力壁に使用され、環境負荷の低減と資源の有効利用を実現する。
また、子会社を通じて木質廃棄物の収集・運搬も行い、効率的な物流システムを確立している。
さらに、東京都足立区にはショッピングタウン「カリブ梅島」を運営するなど、事業の多角化を図っている。
年度 | タイプ | 日付 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 |
---|---|---|---|---|---|---|
2023-03 | 新規(未定) | 2022-05-16 | 未定 | 未定 | 未定 | 未定 |
2024-03 | 新規 | 2023-05-15 | 8,318 | -767 | -717 | -321 |
2025-03 | 新規(未定) | 2024-05-24 | 未定 | 未定 | 未定 | 未定 |
変更 | 2024-06-25 | 8,849 | 93 | 120 | 455 | |
今期 | 新規 | 2025-05-13 | 10,322 | 444 | 330 | 199 |
2【沿革】
当社の前身は、1946年5月に東京都足立区に設立された千住ベニヤ工業有限会社及び1947年5月に島根県簸川郡(現出雲市)に設立された山陰ベニヤ株式会社に遡ります。両社は西北ベニヤ工業株式会社(現セイホク株式会社)の資本傘下に入り、同社グループにおいて合板製造を行ってまいりました。現在の当社は、市場環境の変化などを受けて合板からパーティクルボード(※)へ事業転換を図るため、両社及びグループ会社2社を加えた計4社が1983年11月に合併して新たに発足(1983年12月東京ボード工業株式会社に商号変更)したものであります。
なお、2006年10月には当社経営陣が、議決権の過半数を取得することにより、セイホク株式会社の傘下を離れております。
(※)パーティクルボード:木材の小片(木材チップ)を接着剤と混合し、熱圧成形した木質ボードの一種であります。
合併前の沿革は以下のとおりであります。
1江東プライウッド株式会社
1947年5月 |
島根県簸川郡(現 出雲市)に山林売買及び製材業の山陰ベニヤ株式会社を設立 |
1957年1月 |
大日本ベニヤ工業株式会社に商号変更と同時に東京都江東区深川加崎町(現 江東区木場)に本店を移転し、単板及び合板の製造業に事業変更 |
1975年3月 |
東京都の木場地区移転計画に基づき東京都江東区新木場に工場用地(現 新木場リサイクリング工場)を取得 |
1977年6月 |
太洋プライウッド株式会社との合併により西北ベニヤ工業株式会社(現 セイホク株式会社)のグループ会社となるとともに、江東プライウッド株式会社に商号変更 |
2千住プライウッド株式会社
1946年5月 |
東京都足立区に単板及び合板製造業の千住ベニヤ工業有限会社を設立(1947年9月 株式会社に組織変更) |
1957年5月 |
東京都荒川区に荒川工場を新設 |
1961年1月 |
千住プライウッド株式会社に商号変更 |
1961年7月 |
埼玉県八潮市に埼玉工場を新設 |
1968年1月 |
西北ベニヤ工業株式会社(現 セイホク株式会社)のグループ会社となる |
1975年4月 |
足立工場を閉鎖 |
3荒川プライウッド株式会社
1969年10月 |
東京都荒川区に合板製造業の荒川プライウッド株式会社を設立 |
4東京アイディアルウッド株式会社
1970年5月 |
埼玉工場の建材部門を分離し、合板製造、加工の東京アイディアルウッド株式会社を設立 |
合併後の当社グループの沿革は、次のとおりであります。
年 月 |
概 要 |
1983年11月 |
合板からパーティクルボードへの事業転換を図ることを目的に、西北ベニヤ工業株式会社(現 セイホク株式会社)のグループ会社である江東プライウッド株式会社、千住プライウッド株式会社、荒川プライウッド株式会社及び東京アイディアルウッド株式会社の4社が合併して新たに発足(存続会社:江東プライウッド株式会社) |
1983年12月 |
東京ボード工業株式会社に商号変更 |
1984年1月 |
本店を東京都江東区より東京都文京区に移転 |
1984年3月 |
荒川工場(東京都荒川区町屋)を閉鎖 |
|
パーティクルボードの製造開始 |
1989年3月 |
パーティクルボードの二次加工を目的として、東京都江東区に有限会社ボード加工を設立(当社50%出資)(2007年3月 株式会社に組織変更) |
1990年8月 |
パーティクルボードのJISマーク認証を取得 |
1991年6月 |
新木場工場(現 新木場リサイクリング工場)において「産業廃棄物処分業許可」を取得し、木質廃棄物を受入れ、木材チップに破砕し、パーティクルボードとしてリサイクルする自社一貫生産体制を確立 |
1991年10月 |
新木場工場(現 新木場リサイクリング工場)にて「一般廃棄物処分業許可」を取得 |
1994年3月 |
宮城県石巻市西浜町に単板を製造する石巻単板工場を新設(2009年3月閉鎖) |
1997年4月 |
産業廃棄物の収集運搬業(関東圏)及び一般貨物運送業を目的として、埼玉県八潮市にティー・ビー・ロジスティックス有限会社を設立(当社27.9%出資)(現 連結子会社)(2007年3月 株式会社に組織変更) |
1999年10月 |
新木場リサイクリング工場 ISO14001取得 |
1999年11月 |
東京都足立区梅田に商業施設ショッピングタウン「カリブ梅島」を開業 |
2000年3月 |
有限会社ボード加工が東京都江東区より埼玉県八潮市に移転 |
2002年1月 |
新木場リサイクリング工場ISO9001取得 |
2004年2月 |
木質廃棄物から木材チップを製造する産業廃棄物処分業の横浜エコロジー株式会社を横浜市金沢区に設立(ティー・ビー・ロジスティックス有限会社51%出資)(現 連結子会社) |
2004年3月 |
世界初 廃木材からバイオエタノールを製造するバイオエタノールジャパン株式会社設立に参画 |
2004年5月 |
商業施設の管理運営を目的として、東京都江東区に株式会社ワンダーワークス(現 株式会社カリブ)を設立(ティー・ビー・ロジスティックス有限会社50%出資)(現 連結子会社) |
2004年9月 |
新木場工場パーティクルボード(18Mタイプ)タイプⅢ環境ラベル、EPD(環境製品宣言)審査登録 |
2005年11月 |
横浜エコロジー株式会社 横浜チップ工場において「産業廃棄物処分業許可」を取得し、木材チップの製造開始 |
2006年12月 |
産業廃棄物収集運搬業(関西圏)及び一般貨物運送業を目的として、奈良県奈良市にTB関西物流株式会社を設立(ティー・ビー・ロジスティックス有限会社100%出資)(現 連結子会社) |
2007年3月
|
当社がティー・ビー・ロジスティックス有限会社、株式会社ワンダーワークス(現 株式会社カリブ)をともに完全子会社化 |
2007年6月 |
当社本店を東京都文京区より東京都江東区に移転 |
2008年2月 |
当社が株式会社ボード加工(旧 有限会社ボード加工)を完全子会社化(2009年6月に吸収合併) |
2008年6月 |
株式会社ワンダーワークスが株式会社カリブに商号変更し、本店を東京都江東区から東京都足立区に移転 |
2008年10月
|
当社が単板及び合板の製造販売を行う株式会社マルヒ(本店:東京都江東区)を買収(2010年3月に吸収合併) |
2010年10月 |
本社 ISO14001取得 |
2010年10月 |
「産廃エキスパート」認定取得 |
2011年6月 |
「PEFCリサイクル」認証取得 「優良産廃処理業」認定取得 |
2014年12月 |
東京証券取引所市場第二部に株式を上場 |
2016年12月 |
新木場リサイクリング工場、合板・加工工場、本社OHSAS18001取得 |
2017年10月 |
佐倉工場(千葉県佐倉市)竣工、パーティクルボードの製造開始 |
2018年7月 |
佐倉工場にて構造用パーティクルボードJISマーク認証取得 |
2022年4月 |
東京証券取引所スタンダード市場に移行 |
2022年11月 |
佐倉工場にてタイプⅢ環境ラベル、EPD int.(環境製品宣言)認証取得 |
2024年12月 |
佐倉工場にてタイプⅢ環境ラベル、SuMPO EPD(環境製品宣言)認証取得 |