8091 ニチモウ 企業サイト   Yahooファイナンス 日経新聞 株探 四季報 

基本データ
【業種】
卸売業

【市場】
プライム(内国株式)

【決算期】
3月

【会社設立】

【上場】
1962.5

【直近決算日】
2025-05-09(4Q)

【決算予定日】
2025-08-08 (16:00)


【時価総額】
198億4600万円

【PBR】
0.61倍

【配当利回り(予)】
4.54%

企業概要
当社グループは、食品事業、海洋事業、機械事業、資材事業、バイオティックス事業、物流事業を展開しており、特に漁業と水産の領域において強みを持つ。
食品事業では、鮮凍魚や魚卵、すり身などを取り扱い、子会社による加工や海外からの輸入を重視している。
海洋事業では、漁網や漁具の製造および販売を行い、資源供給とともに漁業資材や養殖用資材を提供している。
機械事業では食品加工機械の販売を手掛け、バイオティックス事業では健康食品や発酵大豆製品を製造・販売している。
物流事業を通じて効率的な運送サービスを提供し、附帯事業として人材派遣や不動産業も展開している。
これらの多角的な事業展開により、当社は「浜から食卓まで」の一貫したサービスを提供している。

業績修正履歴
年度タイプ日付売上高営業利益経常利益純利益
2023-03新規2022-05-13120,0002,6003,1002,200
変更2023-02-10125,000()2,900()3,400()2,400()
2024-03新規2023-05-12131,0003,1003,5002,500
変更2024-04-26127,500()2,000()2,550()2,300()
2025-03新規2024-05-10135,0003,4003,6002,600
今期新規2025-05-09135,0003,3003,5002,500
2025年06月27日更新

2【沿革】

1910年4月山口県下関市において当社の前身である高津商店漁業部は高津英馬により創業され、4隻のトロール船を保有し操業に入ると共に保有する漁船に使用する網を仕立てる工場を設けました。

後に保有船は共同漁業に譲渡され、製網部門は高津商店製網部の名のもとに引き続き漁網漁具の製造販売を行い独自の道を歩み製網事業を行い、1919年8月(株)高津商会を設立、高津商店製網部の事業を継承しました。

1919年8月

㈱高津商会を設立。

1920年6月

日本漁網船具㈱に社名を変更。

1921年1月

新地工場完成。

1940年4月

本社を東京市(東京市麹町区丸の内、丸の内ビル)に移転。

1949年4月

石油元売業者の指定を受く。

1957年1月

事業目的のうち石油類の販売を石油の精製、加工及び販売に変更、石油化学製品の製造、加工及び販売、石炭その他燃料の販売を追加。

1958年6月

日本特殊製綱㈱(1938年7年設立)株式の過半を取得する。(当社56.9%出資)

1958年11月

日網石油精製㈱を設立(当社30%、東亜燃料工業㈱(現東燃ゼネラル石油㈱)50%、日本水産㈱20%の出資)。(1995年3月全株式を東燃ゼネラル石油㈱に売却)

1962年1月

事業目的に肥料、合成樹脂、食品、農薬、医薬品、化学工業薬品の販売を追加。

1962年5月

東京証券取引所市場第二部に株式上場。

1966年8月

本社を東京都千代田区大手町に移転。

1967年1月

事業目的に火薬品の販売を追加。

1967年4月

東京証券取引所市場第一部銘柄に指定。

1967年12月

森製綱㈱を設立。(当社50%、日本特殊製綱㈱50%出資)

1972年2月

石油部門を分離、キグナス石油㈱を設立。(当社50%、東燃ゼネラル石油㈱50%の出資)
ニチモウ㈱に社名を変更。

1973年1月

事業目的に船舶用品の販売、空気調整装置、公害防止装置、医療機器、救命器具の販売及び整備、木製品、紙製品、繊維製品、食品(魚介類、食肉類、乳製品を含む)、酒類、酒精、飲料(酒精含有飲料を含む)、毒物、劇物、医療部外品、高圧ガスの加工及び販売、建築、土木の設計及び請負、倉庫業及び冷凍、冷蔵業、不動産の売買、賃貸借及び管理業、動産の賃貸業及びその仲介業、事業目的に掲げる問屋業及び代理業、損害保険代理業、自動車損害賠償保障法に基づく保険代理業及び生命保険代理業を追加。
石油の精製、石油化学製品の製造、加工及び販売を石油、石油化学製品の加工及び販売に変更、無線通信機の販売及び修理を電子機器の販売及び整備に変更。
鉄材その他一般金物の販売を鉄鋼、非鉄金属、建築資材の加工及び販売に変更、石炭その他燃料の販売を燃料の加工及び販売に変更。

1977年8月

㈱はねうお(現ニチモウフーズ㈱)を設立。(当社100%出資、連結子会社)

1977年11月

下関小月工場完成。(下関工場)

1980年2月

事業目的に漁業用機械並びに食品加工機械の製造及び販売を追加。

1985年2月

事業目的に餌料、海洋レジャー用品の加工及び販売、魚介類の増殖及び養殖に関する事業を追加。

1994年7月

下関工場を閉鎖し、㈱ニチモウプロダクツ(1994年4月設立当社100%出資)に営業を譲渡。

1995年6月

ニチモウアメリカINC.を米国シアトル市に設立し、米国最大の漁網メーカーであるノールイースタントロールシステムズINC.を買収、ニチモウアメリカINC.の子会社とした。

1997年3月

ニチモウアメリカINC.が子会社ノールイースタントロールシステムズINC.と合併し、現ノールイースタントロールシステムズINC.(当社100%出資、連結子会社)に商号変更した。

1999年1月

ニチモウバイオティックス㈱を設立。(当社100%出資、連結子会社)

1999年8月

本社を現在地(東京都品川区東品川)に移転。

2002年4月

森製綱㈱が函館ニチモウ㈱と合併し北海道ニチモウ㈱(当社51.22%、西日本ニチモウ㈱48.78%の出資、連結子会社)に商号変更した。

2002年9月

㈱ニチモウワンマンを設立。(当社100%出資、連結子会社)

2002年11月

㈱ニチモウプロダクツが日本特殊製綱㈱と合併し西日本ニチモウ㈱に商号変更した。(当社98.24%出資、連結子会社)

2004年9月

㈱ニチモウマリカルチャーを設立。(当社100%出資、連結子会社)

2004年12月

キグナス石油㈱(当社50%、東燃ゼネラル石油㈱50%の出資)を三愛石油㈱へ全株式売却。

2005年3月

㈱ソーエーを設立。(当社100%出資、連結子会社)

2007年11月

バイオティックス事業部の健康食品事業をニチモウバイオティックス㈱(連結子会社)に営業譲渡。

2008年12月

㈱ヤマイチ水産の全株式を取得。(連結子会社)

2010年9月

西日本キャリテック㈱の全株式を取得。(2011年3月末より当社90%出資 連結子会社)

 

(2013年4月1日付けでニチモウロジスティクス㈱に商号変更した。)

2013年2月

サンアラワS.A.が新たに発行した株式の全てを追加取得。(当社80%出資、連結子会社)

2017年8月

マルキユー食品㈱の全株式を取得。(連結子会社)

2019年2月

サンアラワS.A.の株式の全てを追加取得。(当社100%)

2019年3月

サンアラワS.A.の株式の全てを売却。

2020年10月

非連結子会社の株式会社福産が株式会社ちかえフーズに商号を変更し、その重要性が増したため連結子会社となる。(当社80%出資、連結子会社)

2021年10月

フィッシュファームみらい(同)を設立。(当社39%出資、持分法適用会社)

2022年4月

東京都証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。

2023年4月

非連結子会社の㈲北海道マリンサービスがオホーツクニチモウ㈱に商号を変更し、その重要性が増したため連結子会社となる。(当社100%出資、連結子会社)