9107 川崎汽船 企業サイト   Yahooファイナンス 日経新聞 株探 四季報 

基本データ
【業種】
海運業

【市場】
プライム(内国株式)

【決算期】
3月

【会社設立】

【上場】
1950.1

【直近決算日】
2025-05-07(4Q)

【決算予定日】
未定


【時価総額】
1兆3182億円

【PBR】
0.79倍

【配当利回り(予)】
5.82%

企業概要
川崎汽船グループは、主に「ドライバルク」、「エネルギー資源」、「製品物流」の三つのセグメントで事業を展開している。
ドライバルクセグメントでは、鉄鉱石や石炭、穀物などの原材料輸送を行い、近海内航や三国間輸送に強みを有する。
エネルギー資源分野では、液化天然ガス(LNG)輸送船事業や油槽船事業を通じて、充実したエネルギーバリューチェーンを構築し、海洋事業にも取り組む。
製品物流セグメントでは、自動車船やコンテナ船、物流サービスを展開し、国際的な海運ネットワークを強化している。
また、近年では、アンモニア燃料船の開発や液化CO2の商業輸送を初めて行うなど、環境に配慮した新たな取り組みも進めている。

業績修正履歴
年度タイプ日付売上高営業利益経常利益純利益
2023-03新規2022-05-09780,00041,000470,000460,000
変更2022-07-21890,000()57,000()700,000()690,000()
変更2022-11-04920,000()80,000()710,000()700,000()
変更2023-02-03940,000()85,000()660,000()650,000()
2023-03新規2023-05-08870,00085,000130,000120,000
変更2023-08-02900,000()89,000()135,000()120,000()
変更2023-11-02930,000()92,000()135,000()105,000()
変更2024-02-02940,000()87,000()135,000()105,000()
2025-03新規2024-05-07980,00093,000135,000120,000
変更2024-07-251,020,000()102,000()220,000()210,000()
変更2024-11-051,030,000()106,000()240,000()235,000()
変更2025-02-041,050,000()106,000()300,000()295,000()
今期新規2025-05-07950,00080,000105,000100,000
2024年06月21日更新

2【沿革】

1919年4月

㈱川崎造船所(現川崎重工業㈱)のストックボート11隻の現物出資により当社設立。資本金2,000万円。本社を神戸市中央区海岸通8番に置く。

1919年7月

㈱川崎造船所、当社等の現物出資(船舶提供)により國際汽船㈱設立。

1921年5月

当社と㈱川崎造船所、國際汽船㈱が提携し、3社のイニシャルをとってKラインを結成。

1927年8月

國際汽船㈱離脱によりKラインは当社の単独運航に。

1942年4月

国家管理のもと特殊法人「船舶運営会」が設立され、徴用された船舶の運航実務者に指定される。

1948年12月

戦後再建の象徴的事業として、空爆により座礁していた聖川丸を引き揚げる。

1950年1月

証券市場に株式を上場(東京、大阪、名古屋ほか。大阪は2012年6月に名古屋は2021年12月にそれぞれ株式の上場を廃止)。

1950年4月

「船舶運営会」廃止。海運の民営還元が実施され、民営後の外航第一船がバンコク向けに就航。

1951年1月

バンコク定期航路開設許可。以後主要航路の再開・新設を展開。

1954年2月

興国汽船㈱を吸収合併。

1957年7月

油槽船 富士川丸竣工。油槽船隊の整備に着手。

1960年12月

鉱石専用船 富久川丸竣工。専用船隊の整備に着手。

1964年4月

「海運業の再建整備に関する臨時措置法」に基づき、飯野汽船㈱を吸収合併。

1965年9月

石炭専用船 八重川丸竣工。

1966年2月

木材専用船 春藤丸竣工。

1966年5月

内航部門を分離し、川崎近海汽船㈱設立。

1968年10月

当社初のフルコンテナ船 ごうるでん げいと ぶりっじ竣工。

1968年11月

自動車ばら積み兼用船 第一とよた丸竣工。

1969年10月

飯野航空サービス㈱が当社、川崎重工業㈱、川崎製鉄㈱(現JFEスチール㈱)の資本参加を得て

川崎航空サービス㈱に社名変更。

1970年7月

わが国初の自動車専用船(PURE CAR CARRIER(PCC)と命名)第十とよた丸竣工。

1972年6月

米国ロングビーチ港に当社初の海外自営コンテナターミナルが完成。

1974年9月

LPG船 さんりばー竣工。

1982年1月

商法上の本店機能のみを神戸市中央区海岸通8番に残し、本社を本店とし、主たる事業所としての機能を東京本部に移し、同本部を本社と改称。東京都千代田区内幸町二丁目1番1号に置く。

1983年6月

本社及び東京支店を東京都港区西新橋一丁目2番9号に移転。

1983年8月

邦船初の液化天然ガス(LNG)運搬船 尾州丸竣工。当社管理にて運航を開始。

1994年6月

電力炭輸送に最適な幅広浅喫水の石炭専用船 CORONA ACE 竣工。

1994年7月

船舶管理会社ケイラインシップマネージメント㈱設立(ケイラインエナジーシップマネージメント㈱に改称後、K MARINE SHIP MANAGEMENT PTE. LTD.に機能を移管)。

1999年11月

太洋海運㈱を株式交換により完全子会社化。

2000年7月

太洋海運㈱が神戸日本汽船㈱を吸収合併。太洋日本汽船㈱(現ケイラインローローバルクシップマネージメント㈱)に改称(2002年9月に完全子会社化)。

2001年8月

シンガポールの海運子会社 "K" LINE PTE LTD 営業開始。

2001年10月

㈱ケイロジスティックス設立。

2003年7月

"K" Line European Sea Highway Services GmbH を設立、欧州近海完成車輸送を完全自営化。

2005年2月

欧州でのLNG船事業拠点として "K" LINE LNG SHIPPING (UK) LIMITED を設立。

2006年1月

欧州拠点のドライバルク部門を "K" LINE BULK SHIPPING (UK) LIMITED に移管。

2006年7月

川崎航空サービス㈱と㈱ケイロジスティックスが合併し、ケイラインロジスティックス㈱ 発足。

2007年5月

アンモニア輸送船 NORDIC RIVER 竣工。

2009年6月

伯国国営石油会社ペトロブラス社向け大水深掘削船(ドリルシップ)傭船サービス事業へ参画。

2011年10月

本社を東京都千代田区内幸町二丁目1番1号に移転。

2015年3月

環境保全に関わる長期指針「“K” LINE 環境ビジョン2050『青い海を明日へつなぐ』」を策定。

2016年2月

次世代環境対応自動車運搬船 DRIVE GREEN HIGHWAY 竣工。

2017年7月

㈱商船三井、日本郵船㈱と、定期コンテナ船事業の統合を目的として、オーシャンネットワークエクスプレスホールディングス㈱及び OCEAN NETWORK EXPRESS PTE. LTD. を設立。

2017年11月

ガーナ沖油ガス田向けFPSO(浮体式石油・ガス生産貯蔵積出設備)保有・傭船事業に参画。

2018年4月

OCEAN NETWORK EXPRESS PTE. LTD. 営業開始。

2020年10月

日本初のLNGバンカリング船 かぐや竣工。中部地区で船舶向けLNG燃料供給事業を開始。

2021年3月

次世代型環境対応LNG燃料自動車専用船 CENTURY HIGHWAY GREEN 竣工。

2021年6月

川崎近海汽船㈱と合弁でケイライン・ウインド・サービス㈱を設立、洋上風力発電支援事業を開始。

2022年1月

油槽船、LPG船、LNG船の船舶管理を中心とする K MARINE SHIP MANAGEMENT PTE. LTD.をシンガポールに設立。

2022年4月

川崎汽船グループ国内初となる完成車ターミナル「横浜港大黒C-4ターミナル」の運営を開始。

2022年6月

川崎近海汽船㈱を株式交換により完全子会社化。

2023年6月

LPGを燃料とするLPG/アンモニア運搬船 AXIS RIVER 竣工。

2024年2月

世界初のフルスケールCCSプロジェクト Northern Lights向けに3隻目の液化CO2船傭船契約を締結。

(注)会社名の記載のないものは、当社(川崎汽船(株))についてのものです。