9273 コーア商事ホールディングス 企業サイト   Yahooファイナンス 日経新聞 株探 四季報 

基本データ
【業種】
卸売業

【市場】
プライム(内国株式)

【決算期】
6月

【会社設立】

【上場】
2018.6

【直近決算日】
2025-05-12(3Q)

【決算予定日】
2025-08-08 (13:00)


【時価総額】
288億1000万円

【PBR】
1.05倍

【配当利回り(予)】
2.34%

企業概要
同社グループは、医薬品の原薬販売、製剤の製造販売、および受託製造を行う製薬関連企業であり、コーア商事株式会社、コーアイセイ株式会社、コーアバイオテックベイ株式会社の3社で構成されている。
主力事業である原薬販売部門では、医薬品原料の輸入販売を行い、特にジェネリック医薬品の開発・製造に注力している。
医薬品製造販売事業では、医療用および一般用医薬品の製造を手掛け、日本国内のGMP基準を満たす品質管理体制を備え、高度な注射剤生産設備を有することで、顧客からの信頼を獲得している。
加えて、原薬から製剤までの一貫体制により、幅広いニーズに応える柔軟な事業展開が特徴である。

業績修正履歴
年度タイプ日付売上高営業利益経常利益純利益
2023-06新規2022-08-1022,2003,9503,9502,450
2024-06新規2023-08-1022,9804,3804,3802,770
今期新規2024-08-0923,3504,6204,6003,080
2024年09月30日更新

2【沿革】

年月

事項

1991年2月

ジェネリック医薬品原料及び製剤の輸入販売を目的として現コーア製薬ビル(横浜市港北区)4階にコーア商事株式会社を設立

1999年12月

コーア商事株式会社、GMPI(注1)適合試験室(現・医薬分析センター(綱島))新設

2002年7月

医療用医薬品の製造販売のためバイオテックベイ株式会社を設立

2004年9月

コーア商事株式会社、医薬品原料の品質確認を行うため、現コーア製薬ビルより綱島社屋へ移り試験室と合わせて倉庫を設立

2005年4月

コーア商事株式会社、医薬品製造業(区分:包装・表示・保管)許可取得

2006年11月

コーア商事株式会社、関西地区への業務拡大のため、大阪営業所新設

2009年1月

コーア商事株式会社、輸入医薬品原料の品質分析のため、試験機能を独立させ医薬分析センター設立

2009年11月

コーア商事株式会社、日吉新社屋事務所新設

2011年6月

コーア商事株式会社、業務拡大のため、株式会社イセイの株式を過半数取得し、

ジェネリック注射剤、経口剤、外用剤の開発・製造・販売事業に進出

2012年7月

コーア商事株式会社、業務拡大のため、興亜製薬株式会社の株式を過半数取得し、

OTC医薬品(注2)の製造・販売事業に進出

2014年12月

コーア商事株式会社、関西地区での営業拡大、品質分析業務及び区分製造業務開始のため、

大阪社屋を新設

2015年1月

持株会社として、共同株式移転により、コーア商事株式会社、株式会社イセイ、バイオテックベイ株式会社、興亜製薬株式会社の完全親会社として、コーア商事ホールディングス株式会社を神奈川県横浜市港北区に設立

2015年4月

コーア商事株式会社、医薬品原薬の品質問題解決及び新規ジェネリック医薬品原薬に係る製法・製造技術の検討のための研究施設としてコーア商事SIセンターを新設

2015年7月

株式会社イセイを「コーアイセイ株式会社」へ、バイオテックベイ株式会社を「コーアバイオテックベイ株式会社」へ、興亜製薬株式会社を「コーア製薬株式会社」へそれぞれ「コーア」を使用した社名へ変更

2016年5月

コーアイセイ株式会社、高薬理活性注射剤(注3)の製造に特化した蔵王新工場新設

2018年6月

東京証券取引所市場第二部に株式を上場

2020年6月

東京証券取引所市場第一部銘柄に指定

2021年1月

当社株式が東京証券取引所市場第一部の貸借銘柄に選定

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行

2022年7月

コーアバイオテックベイ株式会社を存続会社、コーア製薬株式会社を消滅会社とする吸収合併を実施

2024年2月

コーアイセイ株式会社、安定供給体制を向上させるため、蔵王倉庫を新設

コーア商事株式会社、医薬品製剤の安定供給のため、危険物に該当する医薬品原薬の専用保管設備である蔵王倉庫を新設

 

 

(注1)GMPI

GMPIとはGoodManufacturingPracticeImportの略で、「医療品の輸入販売管理及び品質管理規則」として輸入品に関して定めた規則であります。この規則によって輸入業者も製造業者と同等の管理を求められております。

(注2)OTC医薬品

OTC医薬品とは、薬局や薬店で販売されている一般用医薬品。英語の「OverTheCounter」の略で、

カウンター越しに薬を販売するかたちに由来しております。

(注3)高薬理活性注射剤

抗がん剤などの少量で身体に強い薬効を与える「高薬理活性物質」を原料とする注射剤。高活性であることは患者様にとって治療に有効である一方、医薬品製造現場の作業者にとっては健康障害を引き起こす可能性が高い物質といえ、これを封じ込めるため,高度な技術と設備投資が必要となります。