- 【業種】
- サービス業
- 【市場】
- グロース(内国株式)
- 【決算期】
- 12月
- 【会社設立】
- 【上場】
- 2022.12
- 【直近決算日】
- 2025-05-14(1Q)
- 【決算予定日】
- 2025-08-13 (15:30)
- 【時価総額】
- 275億3600万円
- 【PBR】
- 5.09倍
- 【配当利回り(予)】
- %
特に、「ChargeSPOT」は日本初となる携帯型充電器のシェアリングサービスで、利用者はどこでも借りて返却できる便利さを享受できる。
サービスは日本国内はもちろん、香港や台湾、中国本土、タイ、シンガポールなどで拡大しており、今後はイタリアなど新たな市場にも進出する計画がある。
また、バッテリースタンドに搭載されたデジタルサイネージを通じた広告配信や、子会社化したベビーケアルーム「mamaro」の運営など、新たな収益源の確保にも注力している。
これにより、地域ごとのニーズに応じたサービスの向上と市場シェアの拡充を図っている。
年度 | タイプ | 日付 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 |
---|---|---|---|---|---|---|
2023-12 | 新規 | 2023-02-14 | 6,776 | -959 | -1,073 | |
変更 | 2023-08-10 | 7,333(⬆) | 118(⬆) | 142 | 43(⬆) | |
変更 | 2023-11-14 | 7,563(⬆) | 482(⬆) | 584(⬆) | 495(⬆) | |
2024-12 | 新規 | 2024-02-14 | 10,011 | 1,635 | 1,515 | 1,514 |
今期 | 新規 | 2025-02-13 | 15,647 | 2,314 | 2,190 | 2,358 |
2【沿革】
当社は、当社代表取締役社長兼執行役員CEOの秋山広宣によりSNSマーケティング連動型プリンターサービスの運営を目的として2015年9月に設立されました。その後、秋山は、シェアリングサービス先進国である中国において、人々が街中に点在する自動販売機のようなバッテリースタンドからスマートフォン用のモバイルバッテリーをレンタルし、使用後は身近のバッテリースタンドに返却している光景を目の当たりにしました。この経験から所有から共有へ変化している時代のニーズは、日本でも同様に存在すると考え、同様のサービスの日本への導入方法を模索いたしました。その後、2018年4月に香港でモバイルバッテリーのシェアリングサービスを展開するChaChaStation(Global)HoldingsLimited(現INFORICHASIAHOLDINGSLIMITED)と業務提携が成立し、モバイルバッテリーのシェアリングサービスのChargeSPOT事業を開始いたしました。
「ChargeSPOT」は「どこでも借りられて、どこでも返せる」をコンセプトに展開するスマートフォンのモバイルバッテリーのシェアリングサービスです。ChargeSPOT事業は、2018年4月のサービス開始から順調に成長しており、2024年12月現在、国内のバッテリースタンド設置台数は47,330台、月間レンタル回数(四半期平均)190万回、月間アクティブユーザー数※1(2024年12月実績)102万人となりました。また、海外のバッテリースタンド設置台数は、香港4,546台、中国本土5,125台※2、台湾9,471台※3、オーストラリア2,160台※4、タイ1,522台※5、シンガポール765台※5、マカオ154台※5、ネイティブアプリ※6の累計アプリダウンロード数※7は全世界で1,242万回となりました。2024年10月にはイギリスに欧州展開の拠点となる子会社INFORICHEUROPELTDを設立し、イタリアでの直営展開開始の準備を行っております。今後も、ChargeSPOTをカルチャーやビジネスの垣根を越えて展開できるような存在に進化させることで、世界をブリッジしてまいります。
※1月に1回以上「ChargeSPOT」を利用したユニークユーザー数
※2一部はフランチャイズにより展開しております。
※32019年からフランチャイズで展開していましたが、2024年9月に運営企業を完全子会社化いたしました。
※42024年4月に現地でモバイルバッテリーのシェアリングサービスを運営する企業を子会社化し、Ezychargeブランドとして展開しております。
※5フランチャイズにより展開しております。
※6ネイティブアプリとは、スマートフォンやタブレットのホーム画面に、AppStoreやGooglePlayなどのアプリケーションストア経由でインストールして使用するアプリをいいます。
※7累計ダウンロード数には、他社のプラットフォーム上で使えるミニアプリおよびオーストラリアで展開しているEzychargeは含んでおりません。
当社設立以降の変遷は以下のとおりです。
年月 | 事業の変遷 |
2015年9月 | 東京都目黒区に株式会社INFORICH(当社)を設立 |
2015年9月 | SNSマーケティング連動型プリンターサービスのFOTOfwd事業を開始 |
2016年10月 | FOTOfwd事業をPICSPOT事業にサービス名変更 |
2018年4月 | Cha Cha Station (Global) Holdings Limited(現 INFORICH ASIA HOLDINGS LIMITED)と業務提携 |
| モバイルバッテリーのシェアリングサービスのChargeSPOT事業を日本で開始 |
| ChargeSPOT事業を香港で開始 |
2018年5月 | 防犯カメラ機能付きデジタルサイネージサービスのLiftSPOT事業を開始 |
| 東京都渋谷区に本社を移転 |
2018年6月 | ChargeSPOT事業を中国で開始 |
2019年3月 | 当社がINFORICH ASIA HOLDINGS LIMITED(現連結子会社)を子会社化 |
| ChargeSPOTのフランチャイズ展開を台湾で開始 |
2019年3月 | ChargeSPOT事業へのリソースの集中を目的としてLiftSPOT事業を売却 |
2019年5月 | ChargeSPOTのフランチャイズ展開をタイで開始 |
2022年1月 | ChargeSPOT事業へのリソースの集中を目的としてPICSPOT事業を廃止 |
2022年2月 | 法人向けの販売網及び売上の拡大を目的として、 東京都渋谷区に株式会社CHARGESPOT MARKETING(現連結子会社)を設立 |
| シェアリングエコノミーのプラットフォームサービス「ShareSPOT」を開始 |
2022年12月 | 東京証券取引所グロース市場に株式を上場 |
2023年12月 | ChargeSPOTのフランチャイズ展開をシンガポールで開始 |
年月 | 事業の変遷 |
2024年2月 | ChargeSPOTのフランチャイズ展開をマカオで開始 |
2024年4月 | オーストラリアでモバイルバッテリーのシェアリングサービスを運営する「Ezycharge Australasia Pty Ltd」を子会社化 |
2024年9月 | 台湾でフランチャイズを運営している「ChargeSPOT Digital Service Co.,Ltd」を子会社化 |
2024年10月 | イギリスにINFORICH EUROPE LTDを設立 |
2024年11月 | ベビーケアルーム「mamaro」を運営するTrim株式会社を子会社化 |
2024年12月 | ファンが個人でアーティストの応援を発信できるプラットフォーム「CheerSPOT」の提供を開始 |
------------------------------------------------------------------------------------------------------------
(注)本報告書に記載のChargeSPOTは株式会社INFORICHの登録商標です。また、記載されている会社名、製品名およびサービス名は、各社の商標または登録商標です。