2024年３月期通期連結業績実績値につきましては、広告宣伝費・モデルルーム費・租税公課・報酬手数料など、経費の見直しを進めた効果により、営業利益、経常利益及び親会社に帰属する当期純利益が前回公表の業績予測を上回る結果となりました。

当第４四半期連結累計期間の業績に付きましては、主に国内のモビリティ事業の新規取引の立ち上がりが遅れたため、今回経常利益、及び親会社に帰属する当期純利益を下方修正することに致しました。

連結売上高に関しては、当社における法人研修事業の一部において、受注済み研修の実施日程が後ろ倒しになったこと、DX関連研修に関して想定を下回って推移したことにより、2024年２月６日公表時における予想より約89百万円減少する見込みとなったほか、好景気及び民間企業への良好な就職状況を背景とした地方の個人の資格需要及び公務員志向の減退等により提携校事業において同約14百万円減少する見込みとなったこと等により、連結売上高は190億１百万円となる見込みです。営業費用に関しては概ね予想通りに推移していることから、営業利益は売上高の減少がほぼそのまま影響することになり、上表の通りとなる見込みであります。また、経常利益は投資有価証券運用益を約16百万円計上したことで、親会社株主に帰属する当期純利益は投資有価証券の売却に伴って繰延税金負債が約11百万円解消されたことや資産除去債務に係る繰延税金資産の見直し等により税効果会計適用後の法人税等の負担が約35百万円減少したことで、それぞれ上表の通りとなる見込みであります。

当社は、2024年４月８日に業績予想の修正にて発表いたしましたとおり、親会社株主に帰属する当期純利益1,144百万円と過去最高益となり、また株主の皆様への更なる利益還元のため配当性向を40.0％に引き上げ、2023年５月12日に公表しました配当予想を修正いたします。

今回の株式分割に伴い、1株当たり配当予想を以下のとおり修正いたします。なお、配当予想に実質的な変更はありません。