2024年12月期第2四半期累計期間につきましては、ＷＥＢに関する案件の受注獲得に注力してきましたが、想定よりも売上が下振れして推移しております。また、2024年６月7日に公表しました「生産設備の再構築に関するお知らせ」のとおり、高尾工場の7月稼働終了予定に伴い費用が発生したこと、労務費の上昇によるコスト増加の影響を十分に価格転嫁できていないことなどにより、売上及び各種利益（営業利益、経常利益、当期純利益）とも当初の業績予想を下回ることとなりました。通期業績予想につきましては、第２四半期累計期間の業績及び今後の見通しを踏まえ、上記のとおり修正いたします。なお、配当予想につきましては、前回発表の１株当たり中間配当18円、期末配当20円から変更はありません。（注）上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は今後の様々な要因により大きく異なる可能性があります。

株主の皆様への配当方針につきましては、株主に対する利益還元を重要な経営課題として位置付け、更なる事業拡大を図るために内部留保を確保しつつ、当社の株式を長期的、安定的に保有していただくため、安定配当を維持していくことを念頭に置き、当期の収益状況や今後の見通し、配当性向などを総合的に勘案して決定すべきものと考えております。この配当方針に基づき、当期の収益状況や今後の見通し、配当性向、Ｍ＆Ａを含む当期及び今後の事業拡大のための投資額や資金の状況、内部留保の見通し等を総合的に検討した結果、2024年７月期の期末配当につきましては、2023年９月13日に開示いたしました１株当たり普通配当、８円50銭から１株当たり３円50銭増配の12円に修正させていただきます。なお、本件につきましては、2024年10月開催予定の定時株主総会において付議する予定です。

当社は2024年４月12日に公表しております「通期業績予想の修正に関するお知らせ」に差異が生じる見込みとなりました。売上高は予想数値とほぼ同じであるものの、営業利益、経常利益は、第４四半期会計期間に販売した開発用不動産におて、想定を超える原材料および人件費の高騰、諸経費の増加により減益となる見込みです。一方、課税所得の計算において繰延税金資産を計上することに伴い、法人税等調整額が50百万円計上されることもあり、当期純利益が予想数値を70百万円上回り、上方修正となる見込みです。（注）業績予想につきましては、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成されたものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値を異なる場合がございます。

当社の2024年11月期第2四半期は、前期に続き全ての行動制限が解除されたことによる需要の取り込みに努め、宿泊、宴会、レストランの各部門が好調を維持したことにより、計画に比べて売上高が116百万円増加いたしました。販売費及び一般管理費は、コロナ禍に実施した経費削減の効果が継続し、売上高増加に伴う変動費の増加を吸収したことにより、計画内に収まりました。この結果、営業利益が124百万円増加し、経常利益134百万円増加、四半期純利益127百万円増加いたしました。また、2024年11月期通期におきましても、2024年11月期第2四半期までの業績を踏まえ、売上高120百万円増加、営業利益75百万円増加、経常利益85百万円増加、当期純利益78百万円増加を見込んでおります。(注)上記の予想数値は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。