3965 キャピタル・アセット・プランニング 企業サイト   Yahooファイナンス 日経新聞 株探 四季報 

基本データ
【業種】
情報・通信業

【市場】
スタンダード(内国株式)

【決算期】
9月

【会社設立】

【上場】
2016.10

【直近決算日】
2025-05-15(2Q)

【決算予定日】
2025-08-08 (16:00)


【時価総額】
44億1400万円

【PBR】
1.2倍

【配当利回り(予)】
2.21%

企業概要
同社グループは、金融技術(FT)と情報技術(IT)を統合し、個人資産の最適運用と安全な財産移転を実現することを目的とする企業である。
1990年の設立以来、金融機関向けのフロントエンドシステムの開発を主力事業としており、保険設計書や申込書の発行システム、顧客管理システムといった業務プロセスの効率化を図る。
さらに、オープン言語化やクラウド化を推進し、生成AIを活用した新たなサービスも開発している。
最近では、アセットマネジメントとタックスマネジメントを統合したコンサルティングサービスを開始し、資産家向けのエステートプランニングや資産運用支援を強化している。
このように、同社は多岐にわたる金融システムとコンサルティングを通じて、顧客のファイナンシャルウェルネスの向上に貢献する事業を展開している。

業績修正履歴
年度タイプ日付売上高営業利益経常利益純利益
2023-09新規2022-11-117,800200200120
変更2023-04-20未定未定未定未定
変更2023-09-218,010300305195
2024-09新規2023-11-108,700350340230
変更2024-08-098,200()235()240()110()
今期新規2024-11-128,780450440285
2024年12月25日更新

2【沿革】

年月

概要

1990年4月
 

金融リテールビジネス向けシステムの受託開発およびパッケージソフトウエアの開発を目的として、株式会社キャピタル・アセット・プランニング(資本金1,000千円)を大阪市中央区に設立

 

 

1990年8月

個人の資金繰りをシミュレーションするシステムを提供開始

 

 

1993年11月
 

企業経営者の不測の事態に備え、加入すべき生命保険の必要保障額を試算するシステムを提供開始

 

 

1995年2月
 

生命保険会社の販売員が個人に生命保険を販売する際、個人のライフプランを定量化して把握し、金融商品を提案するシステムを提供開始

 

 

1995年4月

保険代理店向けのシステムを提供開始

 

 

1996年9月

東京都千代田区神田須田町に東京事務所を開設

 

 

1998年4月

金融機関の販売員が顧客に対して分散投資の効果を説明するシステムを提供開始

 

 

1998年11月
 

社団法人証券投資信託協会(現 一般社団法人投資信託協会)より、ファンド評価会社としての許可を受ける

 

 

2000年7月

大阪市北区に本社を移転

 

 

2000年8月

確定拠出年金法新設に基づき、確定拠出年金の加入者向けのシステムを提供開始

 

 

2005年9月

ファンドラップ(注1)及びSMA(注2)を販売するためのシステムを提供開始

 

 

2006年6月
 

個人年金保険、投資信託を販売するための、顧客ニーズ分析から商品提案に至るまでの商品提案機能を搭載したシステムを提供開始

 

 

2007年12月

生命保険商品の銀行窓口販売用の設計書・申込書システムを提供開始

 

 

2008年1月

情報セキュリティマネジメントシステムの認証取得(ISO/IEC 27001:2005/JIS Q 27001:2006)

 

 

2009年11月

統合的資産管理システム「Wealth Management Workstation(WMW)」を提供開始

 

 

2010年3月
 

東京事務所を東京都千代田区平河町に移転

品質マネジメントシステム(QMS:ISO9001:2008/JIS Q9001:2008)の認証取得

 

 

2012年10月

生命保険会社向けに、バックオフィス業務の省略化及び効率化を実現するシステムを提供開始

 

 

2013年11月
 

生命保険会社向けに提供した統合フロントエンドシステム(注3)がアジア生命保険テクノロジーアワード、モバイルテクノロジー賞を受賞

 

 

2015年9月

資産承継設計アプリケーション「エステートプランナー」(注4)を提供開始

 

 

2016年3月
 

生命保険商品の申込をする際に保険加入者の医務査定結果をリアルタイムで提示することが可能な即時成立システムを提供開始

 

 

2016年10月

東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場

 

 

2017年9月
 

米国の金融・IT調査会社であるIDC Financial InsightsからFINTECH TOP100ランキング中、92位にランキング(注5)

 

 

2017年12月

東京事務所を東京都港区港南に移転

 

 

2018年9月

東京証券取引所市場第二部へ市場変更

 

 

2019年1月

株式会社インフォームの全株式を取得し、連結子会社化

 

 

2020年12月

東京証券取引所市場第一部へ指定

 

 

2022年4月

東京証券取引所の新市場区分変更に伴い、スタンダード市場へ移行

 

 

2024年6月

株式会社Wealth Engineを設立し、連結子会社化

(注)1.ファンドラップとは、投資一任運用サービスの一種で、顧客のリスク許容度や投資目的に合わせて、金融機関の専門家のアドバイスをもとに異なるタイプの複数の投資信託(ファンド)を選び、これらを組み合わせて運用するサービスをいいます。

2.SMAとは、投資家が証券会社などのサービス提供業者にある程度のまとまった資金を預け、資産管理・運用を行うための「ラップ口座の一形態」です。

3.フロントエンドシステムとは、設計書システム等、営業担当者及びその管理者、並びにその顧客が直接使用するシステムです。

4.エステートプランナーとは、土地・建物、金融商品、自社株等の資産を評価し、相続、事業承継等の対策の提案を行う当社が開発したシステムの名称です。

5.IDCFinancialInsightsが選定するFINTECHTOP100は、金融関連事業売上が会社全体の売上の3分の1以上を占める金融ITサービス企業が対象となり、前年売上高及びエントリーされた企業に対する同社の独自調査や市場分析に基づき評価されます。IDCFinancialInsightsは、全世界の金融機関やIT業界のリーダーに向けて、銀行、保険、証券業務のビジネスやIT戦略のための調査を提供するグローバル金融サービス企業であります。