4594 ブライトパス・バイオ 企業サイト   Yahooファイナンス 日経新聞 株探 四季報 

基本データ
【業種】
医薬品

【市場】
グロース(内国株式)

【決算期】
3月

【会社設立】

【上場】
2015.10

【直近決算日】
2025-05-09(4Q)

【決算予定日】
2025-08-08 (15:30)


【時価総額】
57億9100万円

【PBR】
6.41倍

【配当利回り(予)】
0%

企業概要
当社は新規のがん免疫治療薬を開発する創薬ベンチャーであり、主に探索研究から早期臨床試験を経て、製薬企業にへのライセンスアウトを通じた収益モデルを展開している。
特に注力しているのは、iPS細胞から生成したナチュラル・キラーT細胞を用いた治療法や、CAR-T細胞療法、さらには個別化ネオアンチゲンワクチンなどの多様ながん免疫治療薬の開発である。
これらの革新的な治療法は、がん細胞に対する新たなアプローチを提供し、さらなる治療選択肢の拡充を目指している。
特に、iPS由来NKT細胞の開発は、幅広いがん種への応用が期待され、将来的な治療効果の向上につながる可能性がある。

業績修正履歴
年度タイプ日付売上高営業利益経常利益純利益
2023-03新規2022-05-125-1,635-1,635-1,637
2024-03新規2023-05-120-1,353-1,353-1,357
変更2024-01-260()-1,588()-1,589()-1,592()
2025-03新規2024-05-100-925-925-927
変更2025-03-241()-1,114()-1,106()-1,109()
今期新規2025-05-090-1,182-1,164-1,166
2025年06月19日更新

2【沿革】

当社は、がん治療における手術・放射線療法・化学療法に次ぐ「第4の治療法」として、アンメット・メディカル・ニーズ(未だに有効な治療方法がない医療ニーズ)を満たす新規がん治療薬となりうる「がん免疫治療薬」の開発を行っております。当社の事業は、元久留米大学医学部の伊東恭悟教授らが1992年から先駆的に実施したがんペプチドワクチンの基礎研究及び臨床研究の成果を、2003年の設立とともに承継したところから出発しました。

2016年8月には、本格的な自社創製シーズの開発と、他研究機関との共同研究の拠点として、川崎市殿町のライフイノベーションセンター内に川崎創薬研究所を設置し、免疫調整因子を標的とする抗体医薬の分野に研究領域を拡大しており、さらに、2016年10月以降は、細胞医薬の分野にも研究領域を拡げて、パイプラインの拡充・新薬の開発を進めております。

2017年7月には、がん免疫治療薬分野における最先端のサイエンスを追求し研究領域を拡大・推進していく意思として、会社名を「ブライトパス・バイオ株式会社」に変更いたしました。

年 月

変遷の内容

2003年5月

福岡県久留米市旭町67番地に当社設立(資本金10,000千円)

2006年1月

ITK-1の去勢抵抗性前立腺がんに対する第Ⅰ相臨床試験を開始

2008年11月

本社を福岡県久留米市百年公園1番1号に移転

2009年6月

東京支社を東京都文京区本郷に設置

2009年7月

ITK-1の膠芽腫及び去勢抵抗性前立腺がんに対する第Ⅰ相臨床試験継続投与試験が完了

2011年11月

富士フイルム株式会社とITK-1に関する独占的ライセンス契約を締結

2013年6月

ITK-1の去勢抵抗性前立腺がん患者に対する第Ⅲ相臨床試験を開始

2014年10月

東京支社を東京都千代田区麹町に移転

2015年6月

ITK-1の去勢抵抗性前立腺がん患者に対する第Ⅲ相臨床試験の中間解析の結果、最終解析における主要評価項目達成の見込みが一定以上あることが示され、効果安全性評価委員会が計画通りの試験継続を推奨

2015年10月

GRN-1201のメラノーマ(悪性黒色腫)患者に対する第Ⅰ相臨床試験を開始

 

東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場

2016年8月

神奈川県川崎市殿町地区に川崎創薬研究所を開所

2017年1月

GRN-1201の免疫チェックポイント阻害剤との併用による非小細胞肺がんに対する米国での第Ⅱ相臨床試験を開始

2017年7月

会社名をブライトパス・バイオ株式会社(BrightPath Biotherapeutics Co., Ltd.)に変更

2018年4月

国立研究開発法人理化学研究所(以下:理研)のiPS細胞由来再生NKT細胞療法開発プロジェクトに参画

2018年5月

ITK-1の去勢抵抗性前立腺がん患者に対する第Ⅲ相臨床試験の開鍵(キーオープン)を実施

2019年5月

ITK-1の開発を中止

2019年6月

本店を神奈川県川崎市川崎区殿町三丁目25番22号に移転

2020年6月

iPS-NKT細胞療法の医師主導治験開始

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しによりマザーズ市場からグロース市場へ移行

2022年5月

HER2 CAR-T細胞療法(BP2301)の医師主導治験開始

2022年5月

GRN-1201の米国第Ⅱ相臨床試験の早期中止を発表

2022年11月

理研に対してiPS-NKTに関わる全世界での独占的開発製造販売権の導入オプションを行使

2024年1月

iPS-NKT細胞療法の頭頸部がん患者に対する第Ⅰ相臨床試験が終了