- 【業種】
- 医薬品
- 【市場】
- グロース(内国株式)
- 【決算期】
- 12月
- 【会社設立】
- 【上場】
- 2022.12
- 【直近決算日】
- 2025-05-15(1Q)
- 【決算予定日】
- 2025-08-14 (16:30)
- 【時価総額】
- 58億1700万円
- 【PBR】
- 2.43倍
- 【配当利回り(予)】
- 0%
主に再生医療領域では、人工材料を用いずにヒト細胞のみで立体的な組織・臓器を製造し、自家細胞移植を中心とした新しい治療法の提供を目指している。
また、創薬支援領域では、製薬企業向けの研究用細胞製品の開発と販売を行い、臓器モデルによる創薬スクリーニングを支援する。
デバイス領域には、バイオ3Dプリンタを含む自動化装置や周辺機器の開発があり、これらの技術が再生医療製品における製品化を加速する役割を果たしている。
さらに、産学官連携に注力し、次世代の治療法を開発することで、社会に貢献することを目指している。
年度 | タイプ | 日付 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 |
---|---|---|---|---|---|---|
2023-12 | 新規 | 2023-02-14 | 604 | -833 | -680 | -682 |
変更 | 2023-11-14 | 51(⬇) | -783(⬆) | -672(⬆) | -675(⬆) | |
変更 | 2024-01-25 | 61(⬆) | -696(⬆) | -584(⬆) | -587(⬆) | |
2024-12 | 新規 | 2024-02-14 | 605 | -797 | -724 | -727 |
変更 | 2024-11-14 | 60(⬇) | -926(⬇) | -901(⬇) | -904(⬇) | |
今期 | 新規 | 2025-02-14 | 302 | -1,219 | -1,140 | -1,142 |
2【沿革】
株式会社サイフューズは、再生・細胞医療分野、創薬支援分野等をはじめとする先端医療分野においてヒトの細胞のみから作製した組織・臓器を新しい製品として、患者さまへの移植や新薬開発等の先端医療の現場へご提供し、医療に貢献することを目指して、創業いたしました。
当社設立以降の会社沿革は、以下のとおりであります。
年月 |
概要 |
2010年8月 |
東京都新宿区に株式会社サイフューズを設立 |
2010年9月 |
骨軟骨再生の細胞製品開発プロジェクトが国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)の委託事業(橋渡し研究開発促進事業)に採択 |
2011年4月 |
本店を東京都新宿区から東京都千代田区へ移転 |
2011年11月 |
立体組織再生に関する基本特許(三次元細胞積層技術)に関し、国立大学法人九州大学と独占ライセンス契約を締結 |
2012年12月 |
細胞版の3Dプリンタ(バイオ3Dプリンタ)「Regenova(レジェノバ)」の販売開始 |
2013年4月 |
本店を東京都文京区へ移転し、東京大学アントレプレナープラザ内に「東京ラボ」を開設 |
2014年4月 |
NEDOの委託事業(橋渡し研究開発促進事業)(2015年から国立研究開発法人日本医療研究開発機構(以下、AMED)の委託事業に移行)「立体造形による機能的な生体組織製造技術の開発/細胞を用いた機能的な立体組織作成技術の研究開発」(代表:佐賀大学)に採択 |
2014年4月 |
NEDO(2015年からAMED委託事業に移行)の委託事業「再生医療の産業化に向けた細胞製造・加工システムの開発」(代表:京都大学)に採択 |
2015年5月 |
ベンチャー起業への国際的表彰「アジア・アントレプレナーシップ・アワード2015」(主催:アジア・アントレプレナーシップ・アワード運営委員会、共催:三井不動産株式会社、国立大学法人東京大学産学協創推進本部、一般社団法人TXアントレプレナーパートナーズ、一般社団法人日本ベンチャー学会、独立行政法人日本貿易振興機構)にて事業の革新性や事業の実行力に対する評価を受け、優勝 |
2015年9月 |
北米でバイオ3Dプリンタ「Regenova(製品名:レジェノバ)」の販売開始 |
2017年6月 |
AMEDの委託事業「革新的医療技術創出拠点プロジェクト/HDMAC技術応用による変形性膝関節症における広範囲骨軟骨再生」(代表:九州大学)に採択 |
2017年7月 |
AMEDの委託事業「革新的医療シーズ実用化研究事業/バイオ3D プリンタにより作製した三次元神経導管(Bio 3D Conduit)を用いた革新的末梢神経再生法の臨床開発」(代表:京都大学)へ参画 |
2017年8月 |
「大学発ベンチャー表彰2017」(主催:国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)/ NEDO)にて優れた大学発ベンチャーとしての評価を受け、「科学技術振興機構理事長賞」を受賞 |
2017年8月 |
「第15回産学官連携功労者表彰」(主催:内閣府、総務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省、一般社団法人日本経済団体連合会、日本学術会議)にて産学官連携活動の推進に多大な貢献をした優れた企業としての評価を受け、「日本学術会議会長賞」を受賞 |
2017年10月 |
富士フイルム株式会社と血管再生の細胞製品開発に関する業務提携 |
2018年8月 |
積水化学工業株式会社と肝臓構造体の細胞製品開発に関する業務提携 |
2018年10月 |
肝臓構造体の細胞製品開発プロジェクトが、NEDO公募事業「研究開発型ベンチャー支援事業/企業間連携スタートアップに対する事業化支援」に採択 |
2019年1月 |
新型のバイオ3Dプリンタ「S-PIKE(製品名:スパイク)」の販売開始 |
2019年2月 |
「Japan Venture Awards 2019」(主催:独立行政法人中小企業基盤整備機構)にて革新的かつ潜在成長力の高い事業や、社会的課題の解決に資する事業を行う、志の高いベンチャー企業の経営者としての評価を受け、「中小機構理事長賞」を受賞 |
2019年2月 |
太陽ホールディングス株式会社と再生・細胞医療分野における再生医療等製品の製品製造に関する資本業務提携 |
2019年5月 |
東京都の「TOKYO働き方改革宣言企業」に認定 |
2019年6月 |
経済産業省のスタートアップ支援プログラム「J-Startup」企業に選定 |
2019年7月 |
本店を東京都文京区へ移転 |
年月 |
概要 |
2019年11月 |
AMEDの委託事業「バイオ3Dプリンタを用いて造形した小口径Scaffold free細胞人工血管の臨床研究」(代表:佐賀大学)へ参画 |
2020年5月 |
AMEDの委託事業「末梢神経損傷を対象とした三次元神経導管移植による安全性と有効性を検討する医師主導治験」(代表:京都大学)へ参画 |
2020年6月 |
岩谷産業株式会社と再生・細胞医療分野における技術開発に関する業務資本提携 |
2020年10月 |
太陽ホールディングス株式会社と再生・細胞医療分野における包括的パートナーシップ契約締結 |
2020年11月 |
京都大学医学部附属病院とバイオ3Dプリンタを用いた末梢神経損傷に対する三次元神経導管の医師主導治験を開始 |
2020年12月 |
藤森工業株式会社と再生・細胞医療分野における技術開発に関する業務資本提携 |
2021年12月 |
株式会社メディパルホールディングスと再生・細胞医療分野における再生医療等製品の安定流通に関する開発投資契約締結 |
2022年3月 |
福岡地所株式会社と地域創生を目的とした業務資本提携 |
2022年4月 |
本店及び東京ラボを東京都港区へ移転 |
2022年4月 |
AMED 橋渡し研究プログラム「バイオ3Dプリンター技術を用いた膝関節特発性骨壊死に対する骨軟骨再生治療」(代表:慶應義塾大学)へ参画 |
2022年9月 |
福岡ラボを福岡県福岡市中央区へ移転 |
2022年12月 |
東京証券取引所 グロース市場に上場(証券コード:4892) |
2023年6月 |
京都大学医学部附属病院とバイオ3Dプリンタを用いた末梢神経損傷に対する三次元神経導管の医師主導治験を完了 |
2023年8月 |
PHC株式会社と再生・細胞医療分野における業務提携 |
2023年9月 |
AMED委託事業「バイオ3Dプリンターで作製した三次元移植組織を用いる革新的歯周再生療法の開発」(代表:広島大学)へ参画 |
2023年10月 |
NEDO事業で開発した創薬支援新製品「ヒト3Dミニ肝臓」の販売開始 |
2024年3月 |
末梢神経再生の医師主導治験終了後、社会実装に向けて協創(京都大学/太陽ファルマテック) |
2024年4月 |
令和6年度知財功労賞にて「経済産業大臣表彰」を受賞 |
2024年5月 |
AMED 橋渡し研究プログラム「バイオ3Dプリンター技術を用いた膝関節特発性骨壊死に対する骨軟骨再生治療」(代表:慶應義塾大学)の採択及び参画 |