6227 AIメカテック 企業サイト   Yahooファイナンス 日経新聞 株探 四季報 

基本データ
【業種】
機械

【市場】
スタンダード(内国株式)

【決算期】

【会社設立】

【上場】

【直近決算日】
2025-05-15(3Q)

【決算予定日】
2025-08-08 (16:00)


【時価総額】
210億4800万円

【PBR】
2.11倍

【配当利回り(予)】
1.34%

企業概要
同社は、フラットパネルディスプレイ(FPD)製造装置と半導体パッケージ製造装置の開発・製造・販売およびアフターサービスを行う企業グループである。
主な事業は、IJP(インクジェット・プリンティング)ソリューション事業、半導体関連事業、LCD事業の3つに大別される。
IJPソリューション事業では、次世代ディスプレイ向けの製造プロセスと設備の提案が行われ、有機ELディスプレイやナノインプリント技術の応用による新たな製造方法の研究が進められている。
半導体関連事業では、高歩留まりのはんだボールマウンタ装置やウエハハンドリングシステムといった、半導体製造過程に必要な装置を提供し、LCD事業においては、液晶パネルの生産で使用される各種装置を展開するなど、先進的な技術と製品を通じて市場ニーズに応えています。

業績修正履歴
年度タイプ日付売上高営業利益経常利益純利益
2023-06新規2022-08-0918,0791,4081,291877
変更2023-04-2816,405()705()598()1,541()
2023-06新規2023-08-0820,0311,4151,300884
変更2024-05-1516,023()349()247()160()
今期新規2024-08-0820,0151,6251,510216
2024年09月27日更新

2【沿革】

当社は、1990年に茨城県龍ケ崎市向陽台において操業を開始した、日立テクノエンジニアリング株式会社(現株式会社日立製作所)竜ヶ崎工場をその母体としております。

同社は2013年に株式会社日立製作所に吸収合併されましたが、竜ヶ崎工場は、合併後も液晶パネル製造設備、有機ELパネル製造設備、実装・マイクロボール関連製造設備(半導体関連応用設備)等の事業を手掛けてまいりました。その後株式会社日立製作所は、パネルの高精細化やデジタル機器の高機能化・小型化が急速に進展するなど市場環境の変化が激しさを増していく中において、お客様のニーズに応えつつ、さらなるシェアの拡大や安定的な収益の確保、コア技術の活用やパートナリングを通じた新事業創出を図っていくためには、より一層のスピーディーな運営が可能な事業体制の構築や経営効率の向上が必要と判断し、液晶パネル等製造設備事業の分社化を決定しました。2016年7月、同社は新設分割によって当社(AIメカテック株式会社)を設立し、液晶パネル等製造設備事業を移管するとともに、当社の株式の大半をポラリス・キャピタル・グループ株式会社(※)が新たに設立した会社(ヒューストン・ホールディングス株式会社)に譲渡しました。

(※)ポラリス・キャピタル・グループ株式会社は、企業の事業再編・再構築を支援するプライベートエクイティ

(未公開株)ファンド運営会社です。

(1)当社の企業集団に係る経緯

年月

概要

2016年7月

株式会社日立製作所は液晶パネル等製造設備事業を新設分割により分社し、茨城県龍ケ崎市向陽台にAIメカテック株式会社(資本金450百万円)を設立。当社株式の大半をヒューストン・ホールディングス株式会社(2016年3月設立)に譲渡。

2016年9月

子会社南京日立科技有限公司(中華人民共和国江蘇省南京市)を、南京新創機電科技有限公司に商号変更。

2017年7月

当社がヒューストン・ホールディングス株式会社を吸収合併し、ヒューストン・ホールディングス株式会社は消滅、当社が存続会社となる。

2018年7月

新プロセス、新材料の開発をより効果的にサポートすることを目的にプロセス開発センタを開設。

2021年7月

東京証券取引所市場第二部に株式を上場。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第二部からスタンダード市場に移行。

2023年3月

東京応化工業株式会社が、その半導体用・ディスプレイ用装置製造事業を吸収分割により承継させたプロセス機器事業分割準備株式会社につき、同日付でその全株式を取得し連結子会社としたうえ、吸収合併。

2023年7月

株式会社オプトラン(本店所在地:埼玉県鶴ヶ島市富士見六丁目1番1、代表者:代表取締役社長執行役員 範 賓、東京証券取引所プライム市場上場企業)との共同出資により、光学製品への精密加工装置の開発、製造、販売を目的にナノリソティックス株式会社(現 持分法適用会社)を設立。

(注)1.2016年7月、株式会社日立製作所からの新設分割による当社設立に際し、子会社南京日立科技有限公司の

株式を承継しております。

(2)当社設立(2016年7月)までの主な事業の変遷

年月

概要

1990年3月

日立テクノエンジニアリング株式会社が、茨城県龍ケ崎市において電子部品製造設備の製造・販売を目的として竜ヶ崎工場を操業。

2001年10月

日立テクノエンジニアリング株式会社が株式会社日立製作所 土浦工場を会社分割により承継し、株式会社日立インダストリイズ発足。

2001年12月

中国南京熊猫電子有限公司(PANDA)との合弁により汎用印刷機を製造・販売する南京熊猫日立科技有限公司を設立。

2006年4月

株式会社日立製作所(産業プラント部門)、日立プラント建設株式会社、株式会社日立インダストリイズ、日立機電工業株式会社が統合し、株式会社日立プラントテクノロジー発足。

2007年4月

中国南京熊猫電子有限公司(PANDA)との合弁を解消し100%独資による南京日立科技有限公司へ社名変更。

2013年4月

株式会社日立製作所と株式会社日立プラントテクノロジーが合併、株式会社日立製作所 インフラシステム社 メカトロニクス事業本部を設立。

(注)液晶パネル等製造装置事業は、2013年4月に設立された株式会社日立製作所インフラシステム社メカトロニ

クス事業本部内の一事業部であります。