通期連結業績予想につきましては、若干の販管費増が見込まれるものの、国内向けで想定より売上が伸長したことや、それによる売上原価率の改善、米国子会社の開発費増加による法人税等の減少が見込まれる為、上記のとおり業績予想を修正いたします。

当社は将来の成長のための投資に必要な内部留保の確保や、キャッシュ・フローの状況などを勘案しつつ、経営成績に応じ、連結配当性向30％超を目安に、安定的な配当を実施することを基本方針としております。2024年３月期の期末配当金につきましては、この度の業績予想の修正を踏まえ、直近の配当予想から６円00銭増配の41円00銭へと修正いたします。これにより、年間配当金は１株あたり62円00銭となります。(注)予想数値は、本資料の発表日現在において当社が入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想と異なる可能性があります。

（2024年3月期通期連結業績予想値修正の理由）営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、電力単価や電力使用量が当社の想定を下回ったこと、一層の経費圧縮に努めたことなどにより、前回予想数値から改善する見込みとなりました。（2024年3月期通期個別業績予想値差異の理由）経常利益につきましては、コロナ禍からの一定程度の回復等により営業収益が増収となったほか、営業費用のうち減価償却費、電力費等が減少したことにより、前期実績と比較し、改善する見込みとなりました。また、当期純利益につきましては、前期に多額の減損損失を計上したことなどにより、前期実績と比較し、大幅に改善する見込みです。

上記のとおり、株式会社サンライフの業績低迷に加え、特殊工事事業において大型受注案件が減少したこと、また、原材料費の高騰や人件費の増加などによる製造コストの上昇により、売上高、営業利益及び経常利益については、前回予想を下回る見込みとなりました。なお、今回の業績予想の修正に伴う配当予想の修正はありません。

飼料事業において、原料価格が落ち着きを見せたことから、営業利益及び経常利益は予想を上回る見通しとなりましたが、下記２．に記載の通り第４四半期にて特別損失を計上したことから親会社株主に帰属する当期純利益は減益となりました。なお、配当予想に変更はありません。２．特別損失の計上について当社の連結子会社である東和畜産株式会社において、収益性の低下を踏まえ、将来の回収可能性を検討した結果、減損処理を行い、第４四半期にて減損損失168百万円を特別損失に計上いたします。（注）本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により異なる可能性があります。

売上高につきましては、概ね計画通りに推移いたしました。利益面につきましては、経常利益において、補助金収入が当初の計画を上回りました。親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、添付のPDFデータ「１．特別損失の計上について」に記載の通り、減損損失を特別損失に計上するため、前回予想を下回る見通しであります。尚、2024年3月期の配当予想につきましては、一株当たり4円とさせて頂いており、2023年5月12日発表の予想から変更ありません。